吹き荒れる激しい風に、道路をたたく雨。
バスケットボールのゴール板は倒れてしまっています。

26日未明、中国南部に台風12号が上陸。
大雨と暴風により、広東省などに大きな被害が出ました。

7月に入り中国に上陸した台風はこれが3個目。
7月5日に上陸した台風10号の影響で記録的豪雨に見舞われた中国南部の広西チワン族自治区では、ダムの決壊により洪水が発生しました。

また、湖北省では台風の影響とみられる竜巻が発生。
突風が飲食店などを襲いました。

そして、7月12日に台風9号が上陸した際には、河北省承徳市で大規模な洪水が発生。
川と化した道路では、取り残された女性が救助隊員に助け出される場面も見られました。

そして26日未明、今回の台風12号が上陸。
広東省では洪水も発生し、住民が撮影した映像には車が流されていく様子も記録されていました。

中国メディアによりますと、広東省では約90万人が避難を余儀なくされたということです。

そのうち約7万人が避難した恵東県では、沿岸部や川沿いで約10万2300世帯が停電。
さらに、道路が33カ所で寸断され、29カ所で冠水したと地元メディアは伝えています。

また、街路樹が根元から倒れ、道路が大きく損壊するなど、倒木の被害は5000本以上に及んだということです。

台風12号は、日本時間26日午後9時に熱帯低気圧に変わりました。

中国の中部や南部では今後も広い範囲で大雨の予報があり、気象当局は、豪雨による災害に注意を呼びかけています。