特定外来生物の中でも、拡散防止の措置を緊急にする必要がある「ヒアリ」約550匹が、愛媛県で初めて松山市の国際物流ターミナルで見つかったと28日に発表されました。(画像:愛媛県生物多様性センター提供)

愛媛県によりますと「ヒアリ」が見つかったのは、松山市大可賀の松山港外港地区にある国際物流ターミナル。国が7月26日に「ヒアリ類」を確認する定期調査をした際、「ヒアリ」と疑われる個体を約250匹発見し、翌日に県生物多様性センターと松山市の職員らと調査し約300匹を見つけました。

専門家の調査で要緊急対処特定外来生物の「ヒアリ」と断定され、愛媛県では初めて見つかりました。

発見された個体は全てメスで駆除したほか、周辺には殺虫成分を含むエサを設置。食べさせたうえ、巣にも運ばせて駆除する措置を取ったとしています。

人が刺されるなどの健康被害は確認されてないということです。

要緊急対処特定外来生物は、特定外来生物の中でも、まん延すれば生態系や生活に著しく悪影響を及ぼすおそれがあり、拡散を防ぐ緊急の措置が必要とされています。

「ヒアリ」は南米にすみ、刺されると毒によって非常に激しい痛みと水泡状の腫れが現れ、アナフィラキシーショックが発生し生命の危険を伴うことがあるとされています。

今回見つかった松山市の物流ターミナルでは、去年の調査で見つかっておらず、貿易のコンテナが原因の可能性があるということです。愛媛県は定期的に調査・駆除を続けるとしています。

県内ではヒアリの仲間の「アカカミアリ」が2017年に四国中央市で初めて見つかって以降、今治市の国際物流ターミナルでも今年7月6日に発見されています。

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テレビ愛媛
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