富山県内は朝にかけて猛烈な雨が降り、新たな防災気象情報の開始以降初めての「レベル4・危険警報」が出されました。
県内は大気の不安定な状態が続いていて、入善町では午前2時半までの1時間に約100ミリの猛烈な雨を観測し、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
入善町では2棟で床下浸水の被害が確認されました。
*入善町住民
「すごい音だった土砂降りで。どうなったのかなと。今までそんなに降らなかったから」
*入善町住民
「避難放送があった。1時か2時ごろに2回ほど。あの降り方では外に出れんなと思って。家の2階で我慢」
また朝日町と黒部市宇奈月では1時間の雨量が観測史上最大となりました。
気象庁は朝日町、入善町、黒部市で災害の危険が高まっているとして、午前1時から午前7時ごろにかけて「避難指示」の目安となるレベル4土砂災害危険警報とレベル4大雨危険警報を出しました。
県内でレベル4危険警報が出されたのは、今年5月に新しい防災気象情報の運用が始まって以降初めてです。
朝日町、入善町、黒部市では自主避難所が開設されましたが、いずれも避難した人はおらず人的被害も確認されていません。
*リポート
「大雨の影響で道路ののり面が崩れ、土砂が道をふさいでしまっています」
県内では26日から大雨が続いていて南砺市上原ではのり面が崩れ、現在も市道が通行止めになっています。
また、JR城端線は線路内に雨水が入り込んだ影響で、砺波駅と城端駅の間で27日の始発から上下線21本が運休。
約630人に影響がでました。
富山地方鉄道の宇奈月温泉駅近くでも線路に雨水が入り、本線で最大35分の遅れが出ました。
県内は28日にかけても大気の状態が非常に不安定で、28日の午後6時までの24時間に予想される降水量はいずれも多いところで80ミリとなっています。
これまでの雨で地盤が緩んでいます。
気象台は29日にかけて低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。
