臨時の岡山市議会が7月27日に開かれ、新しいアリーナ建設の賛否を問う住民投票の実施に向けた条例案が提案されました。可決されれば岡山市では初めて住民投票が実施されることになります。
臨時岡山市議会は、新アリーナ建設の賛否を問う住民投票を目指す市民団体が直接請求の手続きを行ったことを受け開かれたものです。
本会議では、投票日を2027年4月に任期満了を迎える市議会議員選挙に合わせるなど、住民投票の実施に向けた条例案が提案されました。
これまで住民投票に否定的な考えを示している岡山市の大森雅夫市長は提案理由の中で、次のように意見を添えました。
(岡山市 大森雅夫市長)
「直接請求権の行使が必要な状況にはなく、今回の請求に係る条例制定は必要がないものと考える」
一方、市民団体は意見陳述の中で、改めて住民投票の必要性を訴えました。
(市民団体 浦上雅彦会長)
「岡山市民の多くが新アリーナ計画に納得していない。アリーナ計画以前にこのよう事態になった、進め方に問題があったのではないか」
新アリーナは、最大収容人数が1万人、岡山市が建設費約280億円をかけて北区の市有地に整備を進めています。この動きに対し市民団体は、条例案の提案に必要な署名を集め市に提出し、7月9日に直接請求を行っていました。
採決は、28日の臨時市議会で行われる予定で、条例案が可決されれば、岡山市としては初めてとなる住民投票が実施されることになります。
