新庄市では、ソフトボールの大きさにまで成長する最上伝承野菜、「畑なす」の栽培に子どもたちが取り組んでいる。

(本合海小の児童)
「いっぱい採るぞ!おー!!」
「大きいの見つけた~、でかい!」

新庄市本合海の畑地区に伝わる伝承野菜の1つ「畑なす」。
最上川舟運の船着場があった本合海には350年ほど前、京都から丸ナスの種が持ち込まれ、栽培が受け継がれてきた。

現在は11人の農家が栽培を続けていて、地元・本合海小学校の子どもたちも農家の畑を借りて、15年ほど前から栽培に取り組んでいる。
子どもたちは当番を決めて実を大きくするための剪定作業や水やり、収穫作業を続けている。

(児童)
「珍しい野菜だから受け継いでいきたい」
「みんなに喜んでほしい」
「食べてほしい」

大きいもので直径15センチにまで成長する「畑なす」。

(畑なす生産者の会代表・松田佳佑さん)
「今年度で本合海小は閉校となり、この場所で作るのはいったん区切りとなるが、子どもたちが今までやってきたことは大人になっても忘れないし、誰か1人ぐらい畑なす農家になってくれたらうれしい」

「開店です!」

育てた「畑なす」を多くの人に食べてもらおうと、子どもたちは24日、販売会を開催。
収穫したばかりの畑なす100個余りを並べると、開始30分で完売するほどの人気だった。

畑なすは火を通しても形が崩れないのが特徴で、子どもたちは「素揚げにしてもおいしいですよ」などと話し、魅力をアピールしていた。

さくらんぼテレビ
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