被爆の実相をいまに伝えるため、原爆被害を受けた被爆樹木の現状を調べるパトロールが24日から始まりました。

長崎市の原爆資料館には「淀川ツツジ」と「ゴヨウマツ」の被爆樹木があります。

24日は長崎市から委託を受けた県樹木医会のメンバーが幹周りなどを測ったり、幹を木槌で叩いて空洞がないか確認したりして樹木の状態を調べました。

ゴヨウマツは元々は爆心地から約1.1kmの長崎市油木町の個人宅にあったものを移植したものです。

81年前の原爆で一度は焼け焦げたはずですが。

県樹木医会 生野 信一郎 さん
「そこ(焼けた部分)を巻き込んでいる。巻き込んだところに空洞があるはずだが、それもないのでしっかり修復できている。健全」

ツツジにも傷跡が残っていますが、成長するにつれて2025年より1cmほど傷が小さくなっていました。

長崎市は68本を被爆樹木に指定していて、2026年度はこのうち47本を調査します。

県樹木医会 久保田 健一さん
「(爆心地に)近距離で原爆の被害を受けてもなお樹勢を保っている樹木は、生きるたくましさを実感できるし、ありがたい存在」

パトロールは7月27日まで行われ、市は8月末にも調査結果をまとめることにしています。

テレビ長崎
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