高市総理のSNS「X」への投稿が物議を醸しています。
「総理就任以来0時間〜3時間睡眠が常態化」していると記した上で、「久々に5時間も睡眠を取れた」と綴り、休日にアイロンがけや裁縫をこなしたことを報告しています。
この投稿について、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した政治ジャーナリストの青山和弘氏は「“無邪気”な頑張ってるアピール」と指摘し、自民党内で「支持率の低下で焦りがあるのでは」という見方が出ていると解説しました。
その上で「側近からも『誰か止められないのか』という声があがっている」と説明しました。
■「久々に5時間も睡眠を取れた」 高市総理のX投稿に賛否の声
高市総理のXへの投稿は、以下のようなものです。(一部抜粋)
「今日のお休みは本当に有難く、久々に5時間も睡眠を取れた上、(総理就任以来0時間~3時間睡眠が常態化)昼からは、手付かずだった大量の洗濯後のハンカチやインナーのアイロンかけとお裁縫(スカートの裾のほつれのまつり縫いやジャケットの緩んだボタンの補強)を一気に処理。
(中略)
私は特にアイロンかけが下手で時間がかかるので、つい先延ばしにしていた結果、スーツに合わせるインナーが殆ど無い状態に。
これで会期末までのハンカチとインナーを確保でき、明日から又、頑張れます!」
この投稿には「責任感に敬意を表します。どうか健康第一で」と肯定的に受け止める声も「普通の社会人はこんなこと世間に訴えたりしない」と否定的な声もあがっています。
■「『私は頑張ってるんです』とアピールするのはこれまでの手段」
青山氏はこの投稿について、与野党への取材をふまえて次のように述べました。
【青山和弘氏】「高市さんは自分の病気のことや夫の介護のことであるとか、こうした自分のプライベートについても、これまである意味“無邪気”にXに投稿してきました。
そして『私は頑張ってるんです』とアピールするのは、これまでも良く使ってきた手法なんです。
ただ、総理大臣が『寝てない』というのは、安全保障上の問題にも繋がります。寝ていないところに防衛上の問題や災害などが起こったときに、ちゃんと総理大臣として職務を果たせるのか。
他人に仕事を振り、心身の健康を保つのも、総理大臣の一種の責務ですので、この投稿は批判を浴びている」
■支持率の低下で焦りか?
そして、青山氏の取材によると、高市総理の側近からも、『ああいう投稿を誰か止められないのか』という声が上がっているということです。
【青山和弘氏】「内閣支持率が下がっているので、焦ったのではないかという見方が、自民党内では出ている」
FNNが7月に実施した世論調査では、高市内閣を「支持する」が30.8%、「支持しない」が61.6%となっています。
6月の調査と比べて「支持する」は3.7ポイント減少し、「支持しない」は2.7ポイント増えています。
■海外の首脳はSNS投稿前にアドバイスを受けていることも
SNS投稿について、関西テレビの神崎博報道デスクは「海外の首脳はPR会社のアドバイスを受けることもある」と説明しました。
【関西テレビ 神崎博報道デスク】「高市さんは焦っていたかもしれませんけれども、SNSの発信の仕方はなかなか難しくて、海外の首脳はPR会社の人がチェックをして、SNS投稿する前にアドバイスをする国もある。
高市さんの場合はそういうチェックを受けてないかもしれませんけれども、(アドバイスしてくれる人を)1人入れてSNS発信の仕方を考えるのもありかなと思います」
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2026年7月24日放送)
