岡山市の関西高校と浅口市のおかやま山陽高校で2027年春から通信制課程が新設される見通しとなりました。背景には、生徒の教育に対するニーズの多様化があります。
2校の通信制課程の新設は7月23日に開かれた岡山県私立学校審議会で、認可相当と判断されました。開設は共に2027年4月を予定していて、開設されれば県内で通信制課程がある私立高校は11校となります。
関西は普通科に通信制を設置し、岡山県と兵庫県在住の生徒を対象に、定員は180人としています。対面とオンラインを組み合わせ、一般コースのほかICTとeスポーツに特化したコースも設けるということです。
一方、おかやま山陽も普通科に通信制を設置し、岡山県と広島県在住の生徒を対象に、定員は120人としています。大学進学を希望するコースなど4つのコースが設けられます。
文部科学省の調査では2025年度、通信制高校に通う生徒の数は全国で30万人を超えていて、高校生の約10人に1人が通信制を選んでいます。
関西とおかやま山陽は不登校や家庭の事情など、多様化する生徒の教育ニーズに応えたいとしていて、県は、審議会の答申を受けて年内に最終決定します。
