なまえのまんまのまんまるパン「まるパン ばーば」
岐阜県川辺町で、具材を包んだ球体の形をしたパンが人気を集めている。オープンして約5年半、毎週末に新作を出していて、これまでに作ったパンは1000種類以上にも。
岐阜県川辺町の中心部にある「まるパン ばーば」。

5年半前にオープンしたこの店は、京都で料理人をしていたご主人と、地元出身の奥さんが経営している。
「まるパン」はその名の通り、具材を包んだ球体のパン。

中に具が入っていて、惣菜系とスイーツ系があり、毎日8種類ずつ、あわせて16種類を販売している。総菜系とスイーツ系をそれぞれ1つずついただいた。

総菜系は「オムライス」。パンを半分に割ると、中に玉子とケチャップライスが入っている。

なかなか一緒に食べることがないパンとライス。それにケチャップと玉子がよくマッチしている。
スイーツ系でいただいたのは、「チーズケーキ」。チーズケーキの甘みがパン全体にひろがり、大きなチーズケーキを食べたような満足感がある。

パンを球体にしようと思いついたのは、奥さん。同じ形でたくさんの種類が並ぶマカロンなどを見た時のときめきがきっかけだったという。

5年半で考案したメニューは実に1000種類以上。餃子にグリーンカレー、フレンチトースト、アンチョビとオリーブのアラビアータ、いも巾着、アスパラベーコンチーズ、エビマヨ…。過去に作ったメニューは、ファイルにまとめられていた。

思わず笑顔になる、まんまるなパンだ。
(東海テレビ)