シリーズでお伝えしている「みやぶれ詐欺」。
7月20日のテーマは「インターネットショッピングの落とし穴」。
怪しいサイトで、つい購入ボタンをクリックしてしまわないために!
インターネットでの買い物―実際に詐欺にあった人も
夏のボーナス商戦が終盤に入りサマーセールも行われている今、みなさんはインターネットでどんな買い物をしただろうか。

「冷凍庫。もう入らなくなっているので。冷凍庫単体の隙間に入るようなやつ」(40代)
「電子レンジとか、家電見てたりしました」(40代)
中にはネットショッピングで被害に遭ったという人も。
「(買ったものが)偽物だったりはあります。この服も偽物でした」(20代)
海外の通販サイトで財布を…銀行窓口で購入を思いとどまる
6月1日、札幌市中央区の北洋銀行の窓口を訪れた70代の男性。

海外の通販サイトで有名ブランドの財布を17000円で購入し、代金を振り込みに来たが…。
「受取人の漢字が分からない。振込先が個人の名前だったので」(北洋銀行桑園支店 梶川陽菜さん)

「買い物がネットだと話していたので『請求書か何かありますか?』と(聞いた)。『メールがあるんだよね』と。企業としては絵文字を使ったかわいらしいメールだった」(北洋銀行桑園支店 支店長代理 小池智美さん)
銀行がこのサイトを調べたところ不審な点が多かったため、男性に説明し、男性は購入を思いとどまった。
ネットショッピングでゴルフクラブを購入―商品は届かず
札幌市内に住むこちらの女性はネットショッピングでゴルフクラブを数千円で購入したが…。

「安いサイトで怪しいかなと思ったが案の定届かない。入金してからなかなか商品が届かない。結構問い合わせをしていて最後全く返ってこなくて」(30代)
女性の問い合わせに対してサイトから届いたメールは…。

「先日ご注文いただいた商品代金はすでに入金済みですか?返金手続きは弊社のLINEにご連絡いただければ幸いです」
この女性の場合も振込先は個人宛だった。
ゴルフクラブは結局届かなかった。
“怪しいサイト”と思ってもつい購入…なぜ?
怪しいサイトだと思ってもつい購入してしまうのは、なぜなのだろうか。
「セールだから大丈夫だと思ったこと。それ以外の情報、料金に関してたまたまだろうといいように解釈して重要な情報を見逃してしまう」(北海道大学文学研究院 河原純一郎教授)

詐欺のサイトをフリップにしたものを見てもらった。

「70%オフ」とうたっているものの価格そのものが表示されていない。支払いの方法が限られている。通販サイトの住所が「京都府神戸市」などと実在しない。
サイトは怪しい点であふれている。
「『70パーセント』というのが気になる。(詐欺サイトだとは)全然思わない、(普段見るサイトも)こういう感じ」(70代)

「(詐欺サイトだとは)これを見ただけだったら何も思わない。やばいですね」(10代)
10人以上に見てもらったが、誰も詐欺のサイトだとは気付かなかった。
「自分は今までも大丈夫だったから今後も大丈夫だろうとバイアスがかかってしまう。(詐欺に遭わないためには)時間をかけて判断する」(河原教授)
怪しいサイトを見分ける方法
すっかり身近な存在になり、あまり警戒しなくなっているネットショッピングだが、怪しいサイトを見分ける方法がある。

1.ブランド・メーカー品で、価格が通常より安い
安いからこそ、サイトを見て買ってしまうので判断が難しいが、「異常に安い」と思ったら、警戒度を上げるといいかもしれない。
2.日本語が正しく表記されていない
「あなたが得る送料無料」のように、違和感のある表記に気づけるかどうかも重要だ。
3.支払い方法が限定されている
振込先が個人名などのときは、注意してほしい。

4.希少なものが入手可能
5.キャンセル
返品、返金ルールの記載がない
6.事業者の名称・住所・電話番号がサイトに明確に表記されていない
このような部分を見て判断してほしい。
カウントダウンを行い、焦らせて、購入ボタンをクリックさせるサイトもある。6つのポイントに当てはまっていないか、冷静にチェックしてほしい。
