岡山県北でクマの出没が相次いでいます。こうした中、津山市の企業がクマの捕獲器を新たに開発し、7月22日、市に寄贈しました。
寄贈したのは、津山市の建設業、山陽ロード工業です。秋田健仁顧問から光井聡市長にクマの捕獲器1基の目録が手渡されました。
捕獲器は、使用済みのドラム缶を再利用していて、本体を2つに分けられる連結式になっているため山の中でも安全に運びやすいのが特徴です。大きさは、奥行き1.8メートル、高さ60センチ、重さは約90キロで、ハチミツでクマを中に誘い込む仕組みです。
岡山県によりますと2026年度に入って県内でのクマの出没情報は、21日までに50件で、このうち、津山市では2025年の2倍となる9件が確認されています。6月27日に奥津川でクマの親子とみられる足跡が見つかったほか、7月3日には加茂町青柳でも出没が確認されています。
(山陽ロード工業 大塚竜太さん)
「いろいろな物から安全を守っていこうと考えている会社。クマからも市民を守れるものを作れるのではないかと作った」
(津山市 光井聡市長)
「市や関係団体、県とも連携しながら対策しなければならない」
市はこの捕獲器を活用しながら住民の被害防止につなげたいとしています。
