編集者・評論家の山田五郎さんが亡くなった。67歳だった。

マネージャーが訃報を伝えた公式YouTubeチャンネル「山田五郎 オトナ教養講座」の動画には、3000件以上のコメントが殺到し、悲しみや感謝の言葉が続々と寄せられている。

山田さんは2024年10月に原発不明がんと診断されたとYouTubeで発表し、抗がん剤の投与を受けるなど闘病生活を続けていたが、7月14日に亡くなったという。

マネージャーによると、山田さんは闘病中、病院の駐車場に桜の花が咲いているのを見て、「今年も桜が咲いたな、来年も一緒に桜を見ような」と話しかけてきたという。

また、「孫と意思疎通が出来るまで、孫としゃべれるまで」と日々小さな目標を立てて治療に立ち向かっていたということだ。

マネージャーは「本当に病気が憎い」「エスプリの効いたおしゃれなオヤジでした」と故人を偲んだ。

山田さんの訃報を伝える動画には3000本以上のコメントが寄せられている。

このチャンネルはコロナ渦の2021年1月に開設され西洋美術やファッション、時計、街、グルメなど、軽妙な語り口で山田さんが語るもので、多くのファンが視聴していた。

コメントには、「五郎さんありがとうございます。ずっと大好きです」「こんなに素敵なオヤジはいないよ!大好きです!」「ありがとうございました。 どうか安らかに」など感謝の言葉が溢れた。

また、「五郎さんの語る美術やカルチャー、旅、歴史のお話が本当に大好きでした」
「コロナ禍にこのチャンネルがスタートして美術館に足を踏み入れる趣味ができました。これからも美術館に行けば五郎さんの言葉が思い起こされ、お会いできると思っております」
「このチャンネルは美術に造詣が深い層にも、知らないから知りたいという層にもありがたいチャンネルでした。天国で巨匠たちにあの人好きのする話し口で、聞きたかったこと色々お話ししていてほしいです」
などの声も寄せられている。

マネージャーによると、山田さんは病気で辛いなか、無理をして「最後の講義」を収録していた。そのテーマは「メメントモリ」。ラテン語で「死を忘るるなかれ」という意味だ。

この最後の講義はまだ公開されていないが、ファンからは、「もう一本残してくれたんですね…メメントモリを自らの言葉で解説して人生を締めくくるとは、なんてかっこいいのでしょう」
「最後の講義がメメントモリだなんて五郎さん最後までカッコ良すぎます」
「最後の講義も五郎さんらしいテーマで視聴を楽しみにしています」
とのコメントが寄せられている。

多くのファンに愛された山田さんが最後に残したメッセージが注目される。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

記者として社会部10年、経済部2年、ソウル支局4年半の経験を持つ編集長を筆頭に、社会部デスク、社会部記者、経済部記者、モスクワ支局長、国際取材部記者、報道番組ディレクター・プロデューサー、バラエティー制作者、元日経新聞記者、元Yahoo!ニュース編集者、元スポーツ紙記者など様々な専門性を持つデスク11人が所属。事件や事故、政治に経済、芸能やスポーツまで、あらゆるニュースを取り扱うプロ集団です。