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プレスリリース配信元:株式会社キャリアデザインセンター

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、働く女性319名を対象に「生理と仕事について」のアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-134/



■調査結果抜粋
★生理休暇の利用経験者は1割未満
★約半数が、職場に生理休暇は「ない」と回答
★約6割が「名称変更で利用しやすくなる」と回答
★約8割が生理による体調不良を我慢して働いた経験がある
★生理について相談できる相手が職場にいない人が約4割

【Q.1 職場に生理休暇はある?】



職場に「生理休暇」の制度があるかを尋ねたところ、「ない」45.5%が最も多い結果となりました。「ある」と回答した人は、有給が16.0%、無給が22.6%で、合わせて38.6%でした。生理休暇は法律で取得が認められていますが、職場によって制度の認知や運用状況には差があることがうかがえます。

【Q.2 生理休暇を利用したことはある?】



生理休暇を利用したことがあるかどうか尋ねたところ、「制度がない・利用したことがない」55.2%が最も多く、次いで「利用したことはない(制度はあるが使っていない)」36.7%が多い結果となり、あわせると91.9%が利用したことがないと回答しました。「よく利用する」2.8%、「たまに利用する」5.3%を合わせても、利用したことがあるという人は8.1%にとどまりました。

【Q.3 生理休暇を利用しない(しにくい)理由は?】



※複数回答あり
※「制度はあるが、利用したことはない」と回答した人のみ

生理休暇について「制度はあるが、利用したことはない」と回答した人にその理由を聞いたところ、1位「欠勤扱い(無給)になるのが嫌」23.9%、2位「周りに使っている人がいない」22.2%、3位「上司に申請しづらい」19.7%でした。制度があっても、給与面や周囲の目が利用のハードルになっているケースが多いようです。

その他の回答としては、「休むほど体調が悪くならない」という回答が多く見られました。また「総務担当が生理休暇に批判的な考えを持っていて、小言を言われるのが嫌だから」「一番辛い日が休日になるようにピルで調整しているため、生理休暇をとって休む必要がない」という回答も見られました。

【Q.4 生理休暇が別の名称であれば、利用しやすいと思う?】



生理休暇が別の名称であれば利用しやすいと思うか尋ねたところ、「ややそう思う」32.3%が最も多く、「強くそう思う(名称が変われば使いたい)」28.5%と合わせると、60.8%の人が「名称変更をすれば利用しやすくなる」と回答しました。一方で「そう思わない(名称は関係ない)」24.8%と回答した人も一定数いることがわかりました。

【Q.5 生理の時、仕事のパフォーマンスはどれくらいになる?】



※「生理はない」と回答した人を除く

生理時の仕事のパフォーマンス(集中力や効率)について、平常時を100%としてどれくらいになるか尋ねたところ、「60~70%」33.2%が最も多く、次いで「40~50%」26.9%でした。「100%(低下しない)」と回答した人は7.9%にとどまり、程度の差はあれど多くの人がパフォーマンスの低下を感じていることがわかりました。

【Q.6 生理痛などの体調不良を我慢して、無理に働いたことはある?】



生理痛などの体調不良を我慢して働いたことがあるか聞いたところ、「よくある」48.3%「たまにある」35.1%で、あわせると「ある」と回答した人が83.4%という結果になりました。「まったくない」5.0%、「あまりない」11.6%と回答した人は少数派でした。

【Q.7 生理による体調不良、相談できる人は職場にいる?】



※複数回答あり

生理による体調不良について相談・報告できる相手が職場にいるかどうか尋ねたところ、「誰にも相談・報告できない」42.9%が最多となりました。相談できる相手としては、「同僚(女性)」39.5%が最も多く、次いで「上司(女性)」22.6%が続きました。男性に相談できる人は少数派で、「上司(男性)」6.6%、「同僚(男性)」1.6%でした。「人事担当者や産業医」3.1%は極めて少数派で、職場で相談する場合は、制度や専門窓口よりも身近な同僚や上司に相談するケースが多いことがうかがえます。

その他の回答としては、「部下(女性)」「相談はせず、限界になった際に報告したことしかない」などがありました。]

【Q.8 女性ならではの体調不良と仕事を両立させるために、活用しているものはある?】



※複数回答あり

女性特有の体調不良と仕事の両立のために活用しているものを尋ねたところ、「痛み止め・漢方薬」62.7%が最多となりました。次いで「機能性の高いナプキンやタンポン」37.0%、「カイロなど体を温めるグッズ」28.8%と続きました。「リモートワークやフレックスなど」は8.2%、「生理休暇制度」は4.7%にとどまり、会社の制度活用は進んでおらず、薬やグッズを活用しながら働き続ける人が多いようです。

また、「低容量ピル」は14.1%、「婦人科への定期的な通院」は12.5%で、薬やグッズによるセルフケアと比べると、医療的なアプローチを取り入れている人は少数派でした。

その他の回答としては、「生理用の紙ショーツ、流せるタイプの生理用品」「サニタリーパンツの上に更にサニタリーペチコート」「ミレーナ」「鉄分サプリメント」などがありました。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-134/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。


★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子





今回の調査では、多くの人が生理による体調不良を抱えながらも、我慢して働き続けている実態が明らかになりました。 パフォーマンスが平時の6割以下に落ち込んでいるにもかかわらず、実に8割以上の人が「我慢して働くのが当たり前」になってしまっている。そして、職場の約4割が「誰にも相談できない」と回答し、薬やグッズでその場をしのぎながらデスクにしがみついている――そんな女性たちのリアルな姿が、データに生々しく表れています。

一方で、国が認めているはずの「生理休暇」の利用率はわずか1割未満。「無給扱いになる」などの構造的な障壁に加え、約6割が「名称が変われば使いやすくなる」と答えていることからも、現在の制度が働く女性たちの心理的ハードルを越えられていないことは明白です。

とはいえ、「だからもっと生理休暇を気軽に使おう」という、表面的な綺麗事だけで議論するのは本質ではないと思っています。毎月動けなくなるほどの激痛は、単なる生理現象ではなく、治療が必要な「疾患」だからです。会社や管理職に今求められているのは、ピルの処方や婦人科への通院といった「適切な医療」へのアクセスを後押しし、身体をコントロールするための猶予を認める理解です。

同時に、「まわりに迷惑をかけたくなくて言えない」と一人で耐えさせてしまう組織風土の改善と、いざという時にカバーし合える「組織の余白」も重要です。仕事に支障をきたすほど体調がつらいときに、安心して休める環境があってこそ、自分の体調と向き合う勇気を持てるのではないでしょうか。生理に限らず、男性の持病や突然の病気、メンタルの不調も含めた「健康や疾患」と「仕事」が当たり前に両立できる環境をつくることは、優秀な社員の離職を防ぐ投資でもあり、これからの組織運営に不可欠だと考えます。

誰しもが人生のどこかで、コントロールできない健康上のリスクを抱えます。お互いの不調を「組織の余白」で支え合い、医療の力も借りながら、仕事で価値を発揮できるようにコンディションを整えていく。女性たちの孤独な我慢を終わらせ、誰もがフェアに、心地よく働き続けられる社会を、私たちは応援していきます。
■調査内容:第134回「生理と仕事、どうしてる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2026年6月3日~6月9日
・有効回答数:319名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート

■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者  :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金  :5億5866万円
設立   :1993年7月8日
従業員数 :768名(2025年9月30日現在)
事業内容 :
・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
・転職フェアの開催
・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

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