連日の暑さに熱中症に気を付ける必要があります。
重症化すると命を落とす危険性もある熱中症を防ぐには何に気を付ければいいのか、改めて医師に聞きました。
消防庁によりますと2025年、熱中症により救急搬送された人は統計開始以来、全国で初めて10万人を超えました。(10万510人)
熱中症で命を落とす人も増加傾向にあり、2024年は全国で2160人。
そのほとんどが高齢者で、熊本県内では18人が熱中症で亡くなっています。
厳しさを増す〈暑さ〉から身を守るためには‐。
日本赤十字社熊本健康管理センター・竹熊与志医師は「初期症状に早めに気づくことが大事」と話します。
【日本赤十字社熊本健康管理センター副所長・竹熊与志 医師】
「(熱中症の)初期症状としては、めまいや立ちくらみ、予想以上の身体のだるさがある。それが進むと筋肉が痙攣したり頭痛や吐き気が出てくる。最初に〈これちょっとどうかな…〉と思う段階で涼しい所に行って休み、十分に水分と塩分を補給するのが大事」
その上で「気温だけではなく、〈暑さ指数〉にも着目してほしい」と指摘します。
【日本赤十字社熊本健康管理センター副所長・竹熊与志医師】
「〈WBGT・暑さ指数〉を測る機械がある。〈暑さ指数〉とは気温や湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)、その3つの要素に判定をする」
〈暑さ指数〉を知るにはこの測定器を使うほか、環境省の熱中症予防情報サイトでも確認することができます。
翌日や当日の〈暑さ指数〉が『33』に達すると予想される場合には、環境省から『熱中症警戒アラート』が出されます。
自分が生活する環境の〈熱中症リスク〉を正しく把握し、それに応じた行動をすることが予防の第一歩、といえそうです。
【日本赤十字社熊本健康管理センター副所長・竹熊与志医師】
「予防に勝る治療はない。一回、熱中症になってそれがさらに重篤になったらなかなか回復できない。熱中症にならないようにすることがこの時期一番大切なこと。いろいろな情報を整理して(熱中症対策について)理解してほしい」
