戦争を知らない子どもたちへ。戦没者遺族が語りかけた。

福島県大熊町の「学び舎(まなびや)ゆめの森」では、子どもたちに戦争の悲惨さや平和の尊さを学んでもらおうと「平和の語り部活動」が初めて行われた。

澤原善男さん:「(大熊町の熊町地区に)焼夷弾が落ちまして、44軒の家が全部燃えてまったんです。それで、6名の方があそこの爆弾で戦死したという歴史の事実があります」
町遺族会の澤原善男(さわはらよしお)さん(84)。まだ1歳だったころ、父親の善次郎さんは戦地へと向かい、終戦後、捕虜となってシベリアで亡くなった。
澤原さんは「父ちゃんに手を引いてもらった記憶もないし、おんぶしてもらった思い出もないです。戦争は絶対ダメ。戦争を起こしてはダメです。それから、戦争に巻き込まれてはダメだと」と中学生に語りかける。

動画を見つめる中学生たち。福島県内でも空襲で600人以上が亡くなったことなどを学んだ。参加した中学生は「14歳の子が自分で志願して、戦地に行ったとかも同世代の自分からするとショッキングで(した)」「これ(語り部)を聞いて、もう一回戦争について考え直してみようかなとか色々思いました」と話す。

映像と講話を通したこの活動は、今後も続けられる予定だ。

福島テレビ
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