一本のシャープペンシルで描かれた写真のような精密画に、プラモデルのパーツを組み合わせた斬新なアート。福井市のパリオCITYでは県内出身の作家らによる作品展が開かれ、買い物客の目を釘付けにしています。
        


福井市のパリオCITY2階で開かれているのは、今年で5回目となる企画展。この日は、会場で2人の作家が実演。細部まで精密に書き込まれた絵画や独創的な世界観が広がる立体アートを披露しました。
  
福井市在住のシャー・ペン絵師として活動する、たけしさんは、バイクや車、戦闘機などメカニックな世界観を、写真と見まがうほど精密に描きます。
   
「0.2ミリという細いシャーペンの芯で描いているんですが、慣れるまではバキバキに折れました。慣れてきたら細かいところまで描けるし、良い道具です」
     
独学で技を磨いてきたたけしさん。絵を描く大きな原点となったのは、福井ゆかりの漫画家との出会いでした。
   
「中学時代、プラモデルの箱絵がカッコイイと真似したのがきっかけの一つ。松本零士さんの作品がなかったら、自分は絵を描いてなかったんじゃないかと勝手に(松本零士さんに)感謝しています」

そして、もう1人が福井市在住のMinaさん。様々なプラモデルのパーツを自由に組み合わせ、全く新しい形を生み出す「ミキシング」というスタイルです。
   
「思いがけないパーツとパーツがかみ合って、理想的な形をつくりだせた時に快感があります」
  
まさに、それはパズルのような世界だといいます。「パーツを見ているうちに魚がつくれそうだなと思い、魚を作った。小さな魚が、強くてカッコイイ魚に憧れて、改造してもらって今の姿になったという作品」


訪れた人は「ここまで極めるには、大変な努力をしているんじゃないか」と感動していました。
  
能登半島地震の復興応援チャリティも兼ねたこの企画展は、会場での物販やワークショップも行われており、7月26日まで開かれています。
      

福井テレビ
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