石川県小松市の特別支援学校で児童が授業中に行方不明となり、その後、十二ヶ滝の滝つぼで死亡した事故。これを受けて安全対策を検討する協議会の初会合が開かれ、年度内にも各学校のマニュアルを見直す方針を示しました。

金沢市内で開かれた特別支援学校の安全対策を検討する協議会の初会合。県教育委員会や県内9つの特別支援学校の校長、大学教授など18人が出席しました。

塩田憲司教育長は、「本協議会での協議をしっかりと踏まえまして、原因の究明や再発防止の対応についてしっかりと取り組んでいきたいと考えております」と挨拶しました。

先月30日、県立小松特別支援学校に通う10歳の男子児童が授業中にトイレに行くと言って学校から行方不明となり、約1.7キロ離れた十二ヶ滝の滝つぼで死亡した事故。当時、学校では施錠したはずのトイレ横の非常口と校舎の外に繋がる柵の扉が空いていたほか、教員がトイレまでの付き添いをしていませんでした。

会合は冒頭を除き非公開で行われ、県が各特別支援学校で実施した緊急点検の結果を報告した上で、再発防止対策などを議論しました。この中で、地域との連携を強化しパトロール体制を構築することや、今回の初動対応を検証し各学校が作る危機管理のマニュアルを見直すことなどが話し合われたということです。

塩田憲司教育長は、「それぞれの学校で地域の実情が違いますから、全く同じものというわけにはいきませんけども、ある程度特別支援学校の実情を踏まえて共通化できるものについては、共通した考えのもとでやっていけたらいい」と話していました。

協議会は今後数回開かれる予定で、年度内にも各学校のマニュアルの見直しを完了する方針です。

石川テレビ
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