去年、ナシの盗難被害に遭った福岡県うきは市の農園で、今年も5000個のナシが盗まれたことが分かりました。
◆佐々木 浩喜さん
「許せないよね。朝から晩まで親父がやっとって…。守りきらんかったね。」
福岡県うきは市でナシ農園を営む佐々木浩喜さん。
7月に入って、佐々木さん親子が手塩にかけて育ててきたナシ5000個が盗まれました。
被害総額は約200万円。
盗まれたのは7月下旬に収穫予定だった「幸水」という品種で、8月以降に収穫時期を迎えるナシには手をつけられていませんでした。
◆佐々木 浩喜さん
「(ナシが地面に)落ちてないんよね。それも綺麗になくなっとる」
農園では去年も約6500個のナシが盗まれる被害に遭っていますが、今年は手口がさらに巧妙になっているといいます。
◆記者リポート
「こちらのナシ農園なのですが、手前にはナシがたくさんなっています。奥に進んでみるとこの先、ほとんどナシがなくなってしまっています」
去年の被害を受けて見回りを強化していましたが、入口側のナシは残ったままで、人目につきにくい農園の奥側のナシが被害に遭いました。
◆佐々木 浩喜さん
「パトロールもね…奥までいかないかんかったね。はあ。」
去年の被害を受けて、防犯カメラの設置を検討したといいますが…
◆佐々木 浩喜さん
「とにかく今、注意しとったのは高温とカラス対策で、それにお金かけてたんで、人間の対策までしよったらいくらお金あっても足りんし…」
度重なるナシの盗難を受けて、佐々木さんはナシ農園を閉園する決断をしました。
◆佐々木 浩喜さん
「いや、もうやめます。もうナシは辞めることになりました。2年連続こんなでもう気力なくして。つくっても泥棒のためにつくってるようなもんやし」
警察は、周辺の防犯カメラの映像を確認するなど窃盗の疑いで捜査しています。
