山梨・富士吉田市の神社で防犯カメラが、さい銭を盗んだ直後に柏手を打ってお参りする男の姿を捉えた。男は「夜明け前の野球帽」と呼ばれる常習犯で、50回以上神社を狙っていたという。男は、2025年に別の神社でさい銭泥棒を行った疑いで逮捕された。
“盗んださい銭”で神頼み…犯行50回超か
7月6日、キャップをかぶり、夜の神社に現れた男。
さい銭箱に、お金を入れると…「パンパン、パンパンパン、パンパン」
よほど叶えて欲しい願いでもあるのか、たくさん柏手を打ち、お参りしている。
しかし、このさい銭、実は…さい銭箱から盗んだ金だった!
さい銭泥棒が現れたのは、山梨県富士吉田市にある神社。
富士山信仰で有名なこの神社には、年間を通じて多くの観光客が訪れる。
神社の権禰宜:
千円札が挟まって残っていたりして、多く盗れるところを認識してるんだと思います。
これは、境内に設置された防犯カメラの映像。

7月6日午後9時半ごろ、キャップを被った男が現れた。

境内を歩き回り、敷地の奥にある社殿に向かう男。
周囲を気にしながら、さい銭箱に近づき、箱の上に引っかかった小銭を手にした。

さらに箱の下の受け皿を開け、全てのさい銭を盗んだ。
大きな小銭をポケットに入れ、1円玉や10円玉を確認すると…なぜか、さい銭箱に返した…!?

さらに小銭数枚を追加で投げ入れ、引っかかったお金もご丁寧に中に落とすと…
「パンパン、パンパンパン、パンパン」リズムよく、柏手を7回…。
図々しくも、盗んださい銭で、お参りしているようだ。
さらに、別の社殿のカメラにも同じ男の姿が…。
さい銭箱の前でしゃがみ込み、漁っているのだろうか。

すると、またも小銭のようなものを、さい銭箱に投げ入れ…
「パンパン、パンパンパン、パンパン」またも、柏手を7回。
いったい何を願っているのだろうか…。その後、男は静かに境内を後にした。
「夜明け前の野球帽」と呼ばれていた男
さい銭を盗み、そのお金でお参りをする謎の男、実は…

神社の権禰宜:
我々が把握しているだけでも50回以上は来ていた。時間帯から取って“夜明け前の野球帽”と呼ばれていました。
「パンパン、パンパンパン、パンパン」関係者によると、罰当たりな行いは、度々繰り返されていたという。
これは、2年前にカメラに捉えられた「夜明け前の野球帽」の男。
この時もさい銭箱を傾け、小銭を盗んでいるように見えるが…お参りすることなく、帰っていた。
それから2年…。
「パンパン、パンパンパン、パンパン」盗んださい銭でお参りするようになった男はついに…
取材班:
男はその足で別の神社に行き、さい銭泥棒をしたところを見つかり確保されたとのことです。

警察は住所不定・無職の小俣寿彦容疑者(59)を、2025年5月にさい銭を盗んだ疑いで逮捕。
「さい銭を盗んだのは食べ物を買うためだった」
男は、7月にカメラに映っていた神社でもさい銭を盗んだと認めているという。
神社の権禰宜:
おさい銭を盗むという行動をした上で、神頼むというのは、叶うことがないであろうなとは思いますけれどもね。
(「Mr.サンデー」7月19日放送より)

