7月17日の記録的な大雨で発生した栃木・足利市の土砂崩れについて、専門家は、長年の雨などで風化した地層が滑り落ちた可能性を指摘しています。

東京都市大学・佐藤剛教授:
(土砂崩れが起きた土砂の下には)固い地盤があり、上の風化層には水が浸透するが、(それより下は固い地盤で)浸透ができない。(地盤の間の水の層で)水圧が上がるため、上の(風化層が)がさっと崩れた。

足利市では、17日から18日未明にかけての12時間の降水量が観測史上最大の232.5mmとなり、土砂崩れで住宅が倒壊して夫婦とみられる2人が死亡しました。

東京都市大学の佐藤教授は、土砂崩れが起きた崖は傾斜が30度以上の急斜面で、周辺の崖も同じような地盤のため、今後の台風や雨で新たに土砂崩れが発生する可能性があると注意を呼びかけています。