夏休みは熱中症に加え、こちらにも注意が必要です。主に子供の手や足、口の中に発疹が広がる「手足口病」が全国的に流行し、岡山・香川でも警報レベルを上回っています。対策を取材しました。

岡山市南区のすこやかこどもクリニックでは例年、梅雨明けから夏休みの時期にかけて手足口病の患者が増えるといいます。

(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「今の手足口病の患者は腕全体、足の広い範囲、おしり、口の周りにも発疹が出る患者が多い」

手足口病は手や足、口の中に水疱状の発疹が広がるウイルス性の感染症です。岡山県では7月12日までの1週間に報告された患者が1医療機関当たり7.11人となり、2年ぶりに国が示す警報レベルの5人を超えています。また、香川県も5.62人となり、7月17日に警報を発令しました。

手足口病は主に子供を中心に流行する感染症ですが、家庭内などで大人にうつるケースもあり注意が必要です。

(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「今のウイルスに対して免疫を持っていない父母は子供からうつる可能性がある。大人の方が発疹に対する痛みが強く出るので気を付けた方がいい」

せきなどの飛沫感染のほか、直接触れることでも感染する手足口病。どのように予防すればいいのでしょうか。

(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「手足口病のウイルスはアルコール消毒が利かない。塩素系の方が有効。家庭ではとにかく石けんで手洗いをしっかりすることが大事」

予防はせっけんによる手洗い、タオルの共用を避けること。また、便からは比較的長い期間ウイルスが排出されるため、トイレやおむつ交換の後も手洗いを徹底することが大切です。

手足口病に特別な治療法はないということですが、まれに脳炎などの合併症が起こる場合もあるため、不安な症状がみられる場合は早めに医療機関に相談してほしいとしています。

岡山放送
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