静岡県内は、浜松市佐久間で3日連続の38℃超えを観測するなど、危険な暑さとなっています。県内での熱中症の搬送者は33人となっていて、厳重な警戒が必要です。

光田有志アナウンサー:
午後2時過ぎの浜松市天竜区佐久間地区です。この時間帯、少し雲は出てきているんですが、その雲の隙間から非常に強い日差しが降り注いでいて、汗が噴き出して止まりません。手元の温度計では、すでに39℃を指しています

アスファルトから陽炎が立つのは、7月14・15日と最高気温が38℃を超えた浜松市天竜区佐久間です。

16日もグングンと気温が上昇し、午後1時30分には最高気温38.3℃を観測。

3日連続で体温を超える38℃超えの気温となりました。

サーモカメラで道路を見てみると・・・

光田有志アナウンサー:
こちらのサーモカメラでアスファルトの様子を見てみると、一面真っ赤に染まっています。一番熱い所では55℃近くになっていて、小さいお子さんやペットは注意が必要な温度です

道路の温度は55℃近くに。

この暑さに佐久間地区の人々は・・・

佐久間地区の住民:
もう全然ダメ。この年寄りじゃあ倒れなきゃいいなと思って。がんばってますけどね

仕事で佐久間に来た男性:
めちゃくちゃしんどいですね。最近あまり外に出ていなかったので、外に出て耐えられないと思って

佐久間地区にあるこちらの自動車整備工場。

空調設備のない作業場で、依頼された軽トラックにエアコンのガスを補充する作業などをしていましたが、顔からは汗がしたたり落ちます。

何もしないと作業場の温度は40℃を超えてしまうため、屋根全体にスプリンクラーで打ち水をして作業場の気温を下げるなど、暑さを何とかしのごうとしていました。

金田モータース・金田正司 社長:
暑い。とにかく。とにかく暑いの一言だね。1時間くらいやると、なかで休憩して。このなか、凄い冷えているよ。それでちょっと休んじゃあ、水分を取ってそれでやってるけど、とにかく暑いです

また、16日はほかにも各地で気温が上昇しました。

天竜で37.9℃、浜松で37.4℃など6地点で最高気温が35℃を越える猛暑日を観測。

この危険な暑さの影響で、県内では16日は33人が熱中症の疑いで救急搬送され、そのうち3人が重症となっています。

危険な暑さが続くなか、熱中症への対策も進められています。

最高気温32.7℃を記録した静岡市内にある小学校。

子供たちが登校や下校で使用するのが、首を冷やすネックリングです。

このネックリング、どうしても時間が経つと冷たくなくなってしまいますが・・・

福島流星 記者:
静岡市内の小学校に来ています。冷凍庫がずらっと並んでいますが、飲み物を冷やすためではありません。冷やしているのは子供たちが持参したネックリングです

静岡市の教育委員会は、市内すべての小学校にネックリングを冷やすための冷凍庫を2026年導入。

下校の時間が近づくと児童たちが冷凍庫に取りに来て・・・

教室で“冷え冷え”のネックリングを配ります。

暑さがなかなか引かない下校の時間帯も、冷たい状態で使うことができます。

児童:
(冷やす時間が)3時間でも冷たい

児童:
(水で)濡らしてもそんなに冷たくなかったから。つめたくて気持ちいいし、ありがたい

南部小学校・鈴木健介 校長:
子供の安全を守ることは私たちの最重要な使命なので、そこが1つ担保されたことはとてもうれしい。ありがたい

また、市は民間企業と連携して対策を進めていて、16日に製薬メーカーから水分補給や体の内側と外側の両方を冷やすことの大切さを学んでいました。

県内は最高気温30℃以上の厳しい暑さが今後も続く見通しで、熱中症への厳重な警戒が必要です。

テレビ静岡
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