(1)スペースの有効活用
ベッド下をレンガで底上げして収納に。3畳のウォークインクローゼットは本棚とソファを入れて「自分だけの部屋」に改造。

ウォークインクローゼットに、本棚とソファセットを置いて憩いのスペースに
ウォークインクローゼットに、本棚とソファセットを置いて憩いのスペースに

(2)子どもが退屈しない遊び
壁に透明テープを貼ってボールを投げる手作りゲーム。「拾いに行かなくていいので楽です」

(3)お金をかけずに楽しむ
庭での夕食、草刈り、小さな畑。「お庭で完結できることを増やしたい」

庭に生えているフキを子供と収穫
庭に生えているフキを子供と収穫

日は6時半の起床から、保育園の送り、馬の世話、執筆へ。寝かしつけ後の0時までが晩酌と読書、猫との時間だ。

刺激と引き換えに手に入れた「続けられる暮らし」

東京で美容にかけていたコストは、馬と猫の世話代に。貯金ゼロの生活は、NISAを積み立てる余裕に変わった。今の佐々木さんは心安らぐ生き物たちを相棒にした、北海道十勝の暮らしを、一歩一歩育んでいる。

「人間と関わるのが難しくなった時、動物が世界と自分の接点になってくれたんです。動物は、私の性格や人格をジャッジしない。そこが安心するんですよね」

刺激も便利さも、東京の方が圧倒的に多い。それでも…佐々木さんの暮らしは問いかけてくる。その刺激的な毎日は、あなたにとって持続可能ですか?

蜂谷 智子(はちや・ともこ)
ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰

蜂谷智子
蜂谷智子

ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
東京都出身。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。語学教材の専門出版社を経て2014年よりフリーランスのライター・編集者として活動。住宅・教育分野の執筆多数。著書に『だから、ひとり暮らし』(東洋経済新報社)がある。