岩手県内では7月15日、熱中症の疑いで15人が病院に搬送されました。屋外での作業中や高校野球の応援中に体調を崩したケースのほか、自宅や施設など屋内で発症した高齢者も目立ちました。
盛岡、花巻、水沢、久慈、一関、二戸の各消防によりますと、搬送された人は10代から90代まで幅広く、軽症から中等症の症状が確認されています。
花巻市では午後1時50分ごろ、高校野球の応援中だった17歳の女子生徒が頭痛や吐き気、発熱の症状を訴え市内の病院に搬送されました。意識はあり歩行も可能で軽症ということです。
また、午後2時20分ごろ、96歳の男性が下肢の脱力を訴えて搬送され中等症と判断されました。
午後3時40分ごろには、施設に入所する81歳の女性が発熱と意識障害の症状を示し搬送されました。
二戸市では午後1時ごろ、農作業中だった67歳の女性が近くの庭で倒れているのを近隣住民が見つけ、救急要請しました。
女性は発熱や脱力などの症状があり、市内の医療機関に搬送され中等症と判断されました。
また午後2時30分ごろには、仕事中の48歳女性が事務所内で脱力感とめまいの症状を訴え搬送されています。
一関市では3件の搬送がありました。
午前9時40分ごろ、76歳の女性が路上で座り込んでいるところを通行人が発見し病院に搬送されました。意識はあり軽症ということです。
午後1時15分ごろには、93歳の男性が午前中から全身のだるさを訴えて搬送され、中等症と判断されました。
また午後2時40分ごろには、屋外で作業中だった46歳の男性が熱中症の症状を訴え、市内の病院に搬送されています。
水沢管内では2件の搬送がありました。
いずれも午前10時ごろで、屋外作業中だった30代男性が嘔吐やふらつきを訴え搬送されたほか、道路工事中だった30代男性も体調不良とを訴え搬送されました。
久慈管内では3件の搬送が確認されています。
午前8時50分ごろ、屋内で仕事中だった70代男性が数分間意識を失い、全身に発汗がみられたため救急搬送されました。
午後1時20分ごろには、80代男性が自宅内で体調を崩し、朝から体が動かせず食欲もない状態だったため救急搬送されています。
また、洋野町では午前11時25分ごろ、草刈り後に休憩していた60代男性が若干の意識障害を伴う症状を訴えて搬送されました。
紫波町では80代の女性が全身の倦怠感で、八幡平市では60代男性が屋外で作業中に全身の脱力感を訴えて、それぞれ病院に搬送されています。
消防などは、こまめな水分・塩分補給やエアコン等を適切に使用し涼しい環境で過ごすなど、屋内外を問わず熱中症を防ぐ行動を積極的にとるよう呼びかけています。
