「ひろしま満点ママ!!」から。
古い写真に写っている景色がどこなのかを衣笠アナウンサーが探しています。
一枚の古い写真。
ここに写っている景色はどこなのでしょうか?そして今は、どんな風に変わっているのでしょうか?この写真が撮影されたのはちょうど50年前の1976年。
この写真をヒントに衣笠アナが、広島市内をめぐります。
【衣笠梨代アナウンサー・番組スタッフ】
「これがどこかですよね。でも海でしょ?海があって。これ島が見えます。この島なんか見たことあると思います。ちょっと待って。わかる気がしてきた。ちょっと待ってくださいよ。この島が見えるところを探しに行けばいいのじゃないか。」
「他に何か気づくことあります?」
「クレーンがいっぱい見えるんですよ。でも工事してるんじゃないのかな」
「なんとなくあの辺かなみたいなのは」
「港。宇品とか?違うか。ちょっと待って。え?全然違います?」
写真を片手に出発。
まずは、海と島が見える場所を訪ねてみました。
【衣笠アナ】
「今、海が見えるところまでということで、中工場のとこまで来ているんですけれど。あ、ちょっと、この島あれですよね。え?あれですよ、絶対。まあでもあの島は絶対間違いないですもんね」
写真に写っていた島は、似島で間違いない様子。
一見、景色は似ていますが海も、街並みも写っていないことからここから撮影されたものではありませんでした。
ここであることに気づいたようです。
「え?でもこれ。この感じがちょっとここ。となるとですよ、大きい島がここにあるでしょ。なんかこのあたりがもしかして昔こういう感じだったのかなって思うと、もうちょっとこっちの角度です。こっち。西の角度。 西から眺めてるかな。」
さらに西に移動して撮影ポイントをさがしてみることに。
【衣笠アナ】
「江波山に来ました。 この奥とか抜けてるところないですかね。 展望みたいになってたりしたら見えるんじゃないかと思うんですけどね。緑が綺麗ですね。今一番いい季節ですよ。本当にね、ちょうどいい天気です。開けてるかもしれませんよ。あ、でもこの辺でも結構ね、だいぶ見えてます。あの似島が見えている感じと、似島の向きとここで街並みが。位置は結構来てると思うんですよね。近いですよね、この距離感とか」
どうやら江波山で撮影されたのは間違いない様子。
しかし、画面左下の江波小学校が写真には写っていません。
一体、江波山のどこで撮影されたのでしょうか?
【衣笠アナ・江波在住の方】
「あ、こんにちは。ちょっとだけお話聞いてもいいですか?すみません。こんなところから。TSSの衣笠と申します。今、この古い写真があって、同じポジションでどこから撮ってるのかっていうのを探してたんですよ。わかります?」
「わかるよ。こっちだろう。あ、あっちか?いや、あっちだね」
「もうちょっとあっち。ちょっと行ってみましょうか。お近くですか?江波ですか?ずっと」
出会ったのは、子どものころから江波山近くに住んでいるという方。
写真について詳しく聞いてみました。
【衣笠アナ・江波在住の方】
「これは海底掘削装置。私もあの鉄骨焼けた頃、地下掘っていく歯車があれの溶接したことがある」
「へー!」
「これも見たらすぐわかった。あ、これ海底掘削装置」
「そうですか」
「この中全部ね、部屋があったりして、生活できるようにしてある」
「この中ですか?」
「そうそう。それはよそに持っていくんだけど」
「そうなんですか」
「掘るんだよ」
「へえ。変わりましたかね」
「こっち側全然変わったよね。全部マンションになって。あの頃はまだ造船所だったしね。三菱そこで造船作れったっけ。だからものすごい活気があった。長崎の他いっぱい来たりしてね。私らが20代ぐらいかな。懐かしいですね」
「ここなんかあるね。コンクリート」
「はい。浅野コンクリートって書いてあるんですけど」
「ほいじゃあ向こう側かな。向こう側から撮ったんかな」
貴重な情報を得て、早速、山の東側へ移動することに。
【衣笠アナ】
「江波山気象館ですよ。あの上からとかだったら結構ちょうどよく見張らせるんじゃないかなとは思うんですよね」
江波山気象館に協力してもらい屋上に上がらさせてもらいます。
【衣笠アナ・広島市江波山気象館 遠藤正智さん】
「あそこの上に」
「あっ。あのもう一番上の方まで。え?この上も上がっても大丈夫なんですか?」
「足元気を付けて」
「はい、失礼します。おお!」
「360度見えます」
「本当ですね」
「これなんですけどね、多分こんな感じじゃないでしょうか。この島ですね」
「島とあのね、ここにちょっとちっちゃい島」
「そうそうそう」
「これあれじゃないですか」
「かなと思うんですけどね」
「一緒ですよね、形」
「これが多分似島じゃないかなと」
「そうですね。ちょっとマンションとか大きな建物が手前にあるので、街並みはだいぶ変わっていますけど、あとここにね、船が見えるんですよ」
「漁港ですね」
「漁港、ここの。ここですよね」
「これはこの角度だと思うんですよね」
「うわぁ。ここですね」
写真の中の街並みからおよそ50年。
かつてあった海底掘削機や造船の町として活気があった江波の街並みは時代とともに移り変わり今は住宅地に変化していました。
これからまた50年後、ここからの眺めはどんな風に変わっていくのでしょうか?
