中国外務省は、茂木外務大臣が南シナ海をめぐる談話を発表したことについて、日本大使館の幹部に抗議しました。
茂木大臣はきのう、南シナ海の大半に主権が及ぶとする中国の主張を、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が否定する判断を出して10年を迎えたことを受け、「当事国は仲裁判断に従う必要がある」などとする談話を発表しました。
これについて、中国外務省の劉勁松アジア局長は日本大使館の横地晃首席公使を呼び出し、日本が「他人のことについて口出しする資格はない」と批判し抗議しました。
これに対し、横地首席公使は反論した上で、中国による輸出管理の適切な対応を求めました。
日本など14カ国は仲裁裁判所の判断を再確認する共同声明を出しましたが、中国外務省は、判断は「拘束力のない紙くずだ」と反発しました。
