国会審議を9日から正常化することで、与野党が合意しました。
10日に、衆議院の委員会で皇族数の確保に向けた皇室典範改正案の審議が行われます。
自民党と中道改革連合の国会対策委員長は、8日午前10時から夕方まで断続的に協議を繰り返しました。
与党側は、衆議院議員の定数を削減する法案の今の国会での成立を断念する方針を伝え、皇室典範の改正案と与党が提出した「副首都」法案の審議に協力するよう呼びかけました。
その上で、衆議院で野党側が要求してきた高市総理大臣が出席する予算委員会の集中審議を開くと自民側が確約したことで、与野党が合意に至り、国会は9日から全面的に正常化することになりました。
自民党・梶山国対委員長:
与党の国対(=国会対策委員)の責任において、会期中に実施をする。
中道改革連合・重徳国対委員長:
皇室典範の審議を行う状況が整ってきたというふうに判断するので、国会の正常化に向けて進めていきたい。
正常化に伴い、与野党は10日に衆議院の議院運営委員会で皇室典範改正案の審議に入り、その日のうちに委員会で採決することも合意しました。
中道改革連合は、「女性宮家の創設」や「女性天皇の是非の検討」などを盛り込む修正を求める考えです。
立憲民主党は、「立法府の総意」として取りまとめられた2つの案のうち「旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える」ことに反対し、修正案を出すと決めました。
立憲民主党・田名部幹事長:
各会派の最大公約数である女性皇族の身分保持に限って早急に対応すべき。
立憲は、修正案が否決された場合は政府案に反対する方針です。
