ここからは気象予報士の菅野さんです。
【菅野】
さて、8日九州北部は梅雨明けの発表がありました。
平年より11日早く、昨年より11日遅い発表です。
梅雨入り日の6月4日が、平年と同じ日でしたので、梅雨の期間としては、平年より短かったということになります。
その一方、降水量は、県内全地点で平年の1.5倍以上。
嬉野や佐賀・川副では2倍以上の雨が降り、今年は短い期間で、雨量の多い梅雨となりました。
さて、いよいよ本格的な夏の到来です。
夏といえば、夏の高校野球。
8日、私は現地を取材してきました。
8日行われた第一試合、佐賀北対唐津南の1回戦。
試合開始前はくもり空でしたが、しだいに雲がとれ、快晴の青空のもと、熱い戦いが繰り広げられていました。
8日の佐賀市の風向きは南寄り。
球場では、外野側からホーム側へと風が吹き、日陰のもとでは風が涼しく感じられました。
一方、日向では…。
「さがみどりの森球場です。10時半時点、グラウンドだけでなく応援スタンドにも強い日差しが届いています。手元の温度計では32.8℃、湿度も60パーセント以上と高く、かなり蒸し暑い体感です」
厳しい暑さの中、応援にいらしたみなさんの中には、帽子をかぶったり、タオルやうちわを活用されている方も多く見られました。
また、7回終了後には、3分間の給水タイムが設けられ、選手はもちろん、スタンドのみなさんも水分補給をする時間がとられていました。
ではここで、クイズです。
野球用語の中には、天気予報の世界でも使われている言葉があります。
1.空振り2.打率3.外野4.見逃し
答えは2つ、お考え下さい。
正解は「空振り、見逃し」。
これは天気の結果を評価するような言葉です。
例えば予報の対象を雨とした場合、雨が降ると予想した結果、降らなかったことを「空振り」。
雨が降らないと予想した結果、降ったときのことを「見逃し」といいます。
9日のポイントがこちら。
「きょうよりも暑くなる!」
9日日中は8日よりもさらに気温が高くなるところが多いでしょう。
9日朝9時の予想天気図です。
9日にかけても、九州北部は高気圧に覆われるでしょう。
安定した晴れの天気となるでしょう。
9日の天気、マークで見ていきます。
日中は強い日差しが届きます。
午後を中心に雲の増えるところもありますが、雨の心配はなさそうです。
9日の予想気温です。
最高気温は8日よりも高く、多久・小城・佐賀・神崎で35℃、鳥栖では36℃と体温並みの暑さとなりそうです。
命に関わる危険な暑さが続いていますから、躊躇せずに冷房を使う・休息をとるなど、熱中症に十分注意してください。
週間予報です。
梅雨明け後、晴天が続く見込み。
この先一週間は、35℃前後の危険な暑さが続くでしょう。
熱中症を他人事ととらえず、暑さ対策を万全に行いましょう。
以上、かちっと天気でした。
