海で問題となっているのが地球温暖化による海水温の上昇です。その影響について調べるため、新潟県の花角知事は7月6日の県議会で、海水中のDNAを解析して魚の生息状況などを把握する新たな技術の開発に着手したと発表しました。
県議会の一般質問で6日、議題に上がったのが海水温の上昇です。
【自民党 飯野晋 県議】
「本県沿岸では海水温の上昇が続き、いわゆる海の異変が漁場現場に深刻な影響を及ぼしています」
気象庁によりますと、日本海中部の平均海面水温は去年までの100年間で2℃上昇しているということです。
村上市の三面川でサケの漁獲量が最盛期の3%ほどに激減しているのも、この海水温の上昇が要因とみられています。
漁業者への支援策を問われた花角知事は…
【花角知事】
「海水中のDNA解析により魚種の分布を把握する新たな技術の開発に着手した」
県は今年度、海水中に漂っているDNAを解析することで、個体を捕獲せずに魚の生息状況を把握する新たな技術の開発に着手したと発表。
現在は基礎的な研究を進めているといいます。
【花角知事】
「変化する魚種分布の情報に基づいた操業方法を速やかに提案、新たな魚種に合わせた多角的な操業体制の支援などに取り組むことで、漁業者の所得向上と経営安定につなげていく」
県は7月以降、実際に海水を採取してどのような魚のDNAが検出されるか検証することにしています。
