大型で猛烈な台風9号は10日から11日にかけて八重山地方にかなり接近する見込みで、沖縄気象台は暴風や大雨、高波などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
11年前に襲来した記録的な台風に匹敵する勢力で、八重山地方を直撃する恐れがあります。
マリアナ諸島を1時間に20キロの速さで西北西に進んでいる台風9号。
中心の気圧は910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルです。
台風は今後、10日金曜日から11日土曜日にかけて非常に強い勢力で八重山地方にかなり接近する見込みです。
沖縄気象台によりますと、今回の台風の勢力に匹敵するのが2015年に発生した2つの記録的な台風です。
8月に発生した台風15号では県内全域で10人の負傷者が出たほか、石垣市や竹富町では30本以上の電柱が折れ、大規模な停電も発生しました。
その後の台風21号では、与那国町の観測史上最大となる81.1メートルの最大瞬間風速を記録、家屋の全半壊が37件、一部損壊が285件にのぼり、県が災害救助法を適用しました。
沖縄気象台は今回の台風9号がこの2つの台風に匹敵する勢力で八重山地方にかなり接近するおそれがあるとして、早めの台風対策を心がけるよう呼びかけています。
先島諸島での厳重な警戒に加え沖縄気象台は、東寄りの進路をとった場合、「本島地方にもかなりの影響が出る恐れがある」として、油断せずに対策をするよう呼びかけています。
