地域を元気づけようというイベントです。長野市長沼地区で7月4日、摘果したリンゴを投げて距離を競う大会が開かれました。地区外からも大勢が参加し盛り上がりをみせました。
枝の先に刺さっているのは、小さな青いリンゴ。摘果して廃棄する「てっかりんご」です。
その枝を大きく振りかぶって―。
7月4日、長野市長沼地区の千曲川堤防で開催された「てっかりんご飛ばし大会」。
リンゴを遠くに投げ飛ばし、その距離を競います。
実行委員長・関博之さん:
「元々、子供の頃、僕らがやってた遊びを大会にしたら面白いんじゃないかと始めた」
千曲川沿いにリンゴ畑が広がる長沼地区。
2019年10月の台風19号災害では、地区の堤防が決壊し、大きな被害を受けました。
大会は災害からの復興の中で子どもも大人も楽しめる交流の場をつくり、地域を元気づけようと始めたもので、2026年で4回目です。
地元住民:
「いろいろなところから人が来てくれるというのは楽しい」
子ども:
「優勝するぞー!」
まずは子どもの部。
リンゴは地面に落ちた地点で距離を測ります。
小学校4年生以上と3年生以下、未就学児で分かれて距離を競いました。
子ども:
「初めてだけど飛ばせて良かった」
「コントロールが難しかった」
続いて、約60人がエントリーした中学生以上の部。
こちらは、市内から参加した小池達也さんと萌香さん夫婦。
萌香さんは長沼出身です。
2025年は、男子の部と女子の部でそれぞれ優勝していて、夫婦そろっての連覇を目指します。
小池達也さん:
「90mを目標に頑張ります」
妻・萌香さん:
「また、優勝できたらいいなと思いますけど、もっと飛ばす方もいると思うので頑張ります」
2026年は、リンゴの実が例年より大きく、強い風も吹いていたため―。
妻・萌香さん:
「残念ながら予選落ちになってしまいました。リンゴがちょっと大きかったのかな、重く感じましたね」
多くの参加者が悪戦苦闘する中、女子の部では長野市から初参加の女性が決勝で51.3メートルを記録し、優勝しました。
女子の部・優勝者:
「すごく緊張しました。県外からもたくさんお見えになっていて、素晴らしいなと思いました」
一方、夫の達也さんは無事に予選を通過しましたが、決勝では振るわず3位に。
小池達也さん:
「リンゴ選びは苦戦した印象です。来年また1位目指して頑張ります」
男子の部は、市内から参加した男性が決勝で63.6メートルを投げて優勝しました。
男子の部・優勝者:
「とにかく思いっきり投げようと思ってまっすぐ投げました。来年もっと友達誘って盛り上げていきたいと思います」
今回は県内外から約100人が参加。回を重ねるごとに盛り上がりも増しています。
実行委員長・関博之さん:
「皆さん楽しんでもらえて良かったです。私たちこんな大会やれるまでになったよっていうのをもっともっとアピールして、長沼のいいところをアピールしていきたい」
近く堤防道路の供用が始まるため、この場所での大会は今回で最後となりますが、実行委員会では、2027年以降も場所を変えて続けていきたいとしています。
