建国250年を迎えたアメリカ。
国内の各地で盛大に花火が打ち上げられましたが、思わぬ火種となり得る事態が相次ぎました。

全米各地で花火が打ち上げられた4日、首都ワシントンでは、トランプ大統領が建国250年を祝う式典で国民に向けた演説を行いました。

トランプ大統領はベネズエラとイランへの軍事攻撃の成功をアピールし、「アメリカは勝者の国であり、きょう我が国は再び勝利を収めている」と強調。

そして、自身の力を示すかのように打ち上げられたのが、86万発以上とされる大量の花火です。
建国250周年を祝う花火は全米各地の空を彩りました。

ニューヨークのマンハッタンとブルックリンを結ぶイーストリバーにかかるブルックリン橋では、橋がオレンジ色になりました。

しかし、映像の画面中央をよく見ると、炎が立ち上り火災が発生していました。

花火が燃え移ったのか、橋は延焼。
強い炎が橋の一部を覆う中、集まった消防隊が懸命の消火活動に当たりました。

さらに、この日は天気にも恵まれず、雷雨になるということでイベントが中断となりました。

記念式典に何時間も前から来場していた人たちが一斉に避難を余儀なくされ、一部の人たちからはブーイングも起きていました。

悪天候で混乱が生じたのはワシントンだけではありません。

ウィスコンシン州では大雨と強風により木が倒れ、ニューヨークのビーチでは砂嵐が発生し、人々が逃げ惑う様子が見られました。

さまざまな逆風の中で行われた250周年の式典。
その演説の中で、トランプ大統領は「アメリカンドリームは戻った」と、うたい上げました。

また、トランプ大統領はこれまでの記念演説で、勢力を拡大する「民主社会主義者」について「共産主義」と批判するなどして、アメリカメディアから批判を受けています。

大統領が盛大な花火とともに自ら打ち上げた強気なアピール。
新たな火種になるのか注目です。

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