停滞する梅雨前線の影響で6日も九州で激しい雨が降っていて、連日の大雨となっています。
さらに、スーパー台風となった台風9号が週後半、沖縄を直撃する恐れも出ています。
6日朝の熊本・天草市。
視界がかすんでしまうほどの激しい雨が降り、走行する車はヘッドライトをつけ水しぶきを巻き上げています。
道路を雨水が川のように流れ、冠水した場所を車が通過すると激しい水しぶきが上がります。
天草市では午前10時までの1時間で24.5mmの土砂降りの雨となりました。
停滞している梅雨前線の影響で九州北部に活発な雨雲がかかり続けました。
熊本・山鹿市で降り始めからの雨量が200mmを超える大雨となっています。
熊本県では5日、線状降水帯が発生。
八代市内で撮影された映像には地面をたたきつけるような大粒の雨が降る様子が。
1時間に66mmの非常に激しい雨を観測しました。
先週の大雨で筑後川が氾濫し、旅館が浸水した小国町でも再び川が増水し濁流と化していました。
愛媛・宇和島市でカメラが捉えたのは冠水した住宅街で車が流される様子です。
流されながら何とか車を制御しています。
そしてタイヤが路面を捉えたのか車は自力で脱出。
その場をあとにしました。
周辺では川の一部が氾濫し住宅街に濁流が流れ出していました。
そしていま、さらなる脅威が迫っています。
週の後半にも接近する可能性がある“スーパー台風”が猛威を振るう可能性も。
6日に台風10号は熱帯低気圧となりましたが、上陸した中国・江西省では非常に強い風が吹き、歩いている人が風に押し出される様子が。
割れた陶磁器が散乱し、倒木被害も発生していました。
そして、台風9号はアメリカ軍では最高ランクとなる“スーパー台風”にまで発達しました。
6日朝、直撃しているグアムでは横殴りの激しい雨となり午後になっても風と雨は強いままで、道路の一部が冠水し、風で水面が波立つ様子が見られました。
大きな渦を巻く雲の中心にはっきりとした台風の目が現れ、その勢力の強さがうかがえます。
5日から6日にかけ“スーパー台風”が直撃したサイパン。
サイパンに12年在住・カナさん:
弱まることがなくっていう感じですね。で、だんだん強くなってっていう感じで。今はそのままずっと維持したまま変わらずですね。
これまで何度も台風の直撃を経験しているサイパン在住のカナさん。
今回のスーパー台風について、「(4月に直撃した)台風4号よりも今回の方が強いかなと感じますね。隣のおうちのトタンは全部飛んでいました、屋根のトタンが。結構恐ろしい感じの台風なので、本当に車とかも簡単に飛んじゃう強さですね。信じられないと思うんですけど、本当にミニカーみたいな感じで車が転がっていく」と話しました。
車が横転する恐れがある台風はこれまでにも…。
2018年に台風21号が非常に強い勢力で直撃した際には、走行中のトラックが横転するなど暴風による被害が相次ぎました。
その時、関西空港で最大瞬間風速58.1メートルを記録しました。
10日ごろから沖縄に接近する恐れのある台風9号。
非常に強い勢力を維持し、最大瞬間風速70メートルと電柱が倒されるほどの暴風が予想されています。
最新の台風情報に注意が必要です。
