高卒の人材を求める企業の学校訪問が1日解禁され、高校生の就職活動が事実上始まりました。今年の求人倍率は「2.4」と高く、企業にとっては人材の“争奪戦”が始まっています。

【商業科3年】
「私はやっぱり福利厚生と休日日数。週2日はあったほうがいい」
【商業科3年】
「一回佐賀から出て関東に行ってみるのもありかな」

この時期、高校3年生は将来のことを考えています。
1日から高校生の就職活動が事実上スタート。
“売り手市場”のいま、企業にとっては学生の争奪戦。

【佐賀商業高校で進路指導を長く担当 緒方康二校長先生】
「一人5社10社のなかから選んでいくような状況ですね。10年前くらいからですね新卒の給与としては5万円くらい上がってきてるんじゃないかな、肌感覚ですけど」

1日から企業の学校訪問が解禁。
3日の佐賀商業高校には県内外から約30社が訪れました。

「こちらが医療事務の職種、こちらが美容部員の職種です」

企業側は学校に「求人票」を手渡し、労働条件や活躍できる環境をアピールします。

【小売業(佐賀市)】
「医療事務のスタッフのリーダーは高校卒業して新卒で入られた方が関わられていたりキャリアの幅も比較的(広がっている)」

いま、県内でも高卒の人材は需要が高く今年3月時点の新規高卒者の求人倍率は「2.4」。
背景には、企業の人手不足や生徒数の減少、コロナ禍以降の進学率の高まりがあるといいます。

【小売業(佐賀市)】
「高校卒業してすぐ入社される方は弊社にとっても重要な人材。地元佐賀で働いてくれる貴重な人材として需要が高まっているのでは」

この高校では、1日からの3日間ですでに230社以上からの求人が届いています。
生徒たちが見ているのは「勤務地」や「給料」・・・だけではありません。

【商業科3年】
「毎年の退職人数であったり新しく入ってきた社員の方の人数。新しく入ってくる人が多ければその企業に魅力があるのかな」
【商業科3年】
「紙(求人票)だけじゃわからないっていうか。(説明会で)企業の方の話を直接聞いて職場の印象がいい方向に変わって自分もそこで働きたいなって」

高校生は、今後9月中旬から始まる採用試験に臨みます。

サガテレビ
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