福岡県大牟田市の化学工場で去年7月、塩素系のガスが漏れ出した事故で、当時の現場責任者が業務上過失傷害の疑いで書類送検されたことが捜査関係者への取材でわかりました。

大牟田市の三井化学大牟田工場で去年7月27日夕方、塩素系ガスが漏れ出し、周辺の住民や駆け付けた消防隊員など約230人が体調不良を訴え、医療機関を受診しました。

この事故で、工場側が直ちに通報しなかったことで消防が相応の準備ができず、現場に駆けつけた消防士ののどなどにけがをさせたとして1日、警察が当時の現場責任者を業務上過失傷害の疑いで書類送検したことが捜査関係者への取材でわかりました。

事故当日、午後5時半ごろにプラント内のガス検知器が作動しましたが、消防が工場から報告を受けて事態を把握したのは約1時間半後でした。

三井化学側は去年9月、報告書を公表し、ガスの配管に汚れが付着し、腐食割れが起きたことが原因とした上で、再発防止策として配管の点検強化やガス漏れの警報システムを常に自動で作動するよう見直すことなどを挙げています。

テレビ西日本
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