中東情勢の悪化で指定ごみ袋が不足したことを受け、札幌市が指定以外の袋でも収集を始めて6月29日で2週間が経ちました。

 今度は逆に市販の袋が品薄になっている店も現れてきています。

 旭川市でも6月29日から45リットル以内の大きさで、透明、または半透明の袋であればごみを出せることになりました。

 「こちらのごみステーションは指定の黄色いごみ袋がほとんどです」(岩間徹カメラマン)

 初日の6月29日は旭川市が指定するごみ袋も多く見られました。

 北海道でこうした臨時の対応をとるのは北斗市、札幌市に続いて3番目で、旭川市は8月28日(金)までの約2か月間行います。

 「(自宅の指定のごみ袋がなくなったら)45リットルの半透明の袋を買ってくる。(Q:お金かからない方がいいですか?)いいです、いいです、ずっといいです」(旭川市民)

 旭川市の場合、袋に「燃やせるごみ」か「燃やせないごみ」か、自分で書かなければなりません。

 市が指定するごみ袋はもともと色分けがされているため、指定以外のごみ袋も分かりやすくするためです。

 「ごみの種類を明記してもらわないと、そのまま違反ごみとしてごみステーションに残していく対応も考えられるので、翌日以降のごみ出しにも影響が出る」(旭川市環境部クリーンセンター 笠井規亜さん)

 札幌市の臨時対応が始まって、6月29日で2週間が経ちました。

 市民にはおおむね好評ですが、問題も起きています。

 「7割くらいが指定以外の袋。ごみの量が増えていると感じている」(厚別区の町内会 成田勤厚別西厚信会会長)

 札幌市は先週、指定のごみ袋以外の収集を始めてから、燃やせるごみの排出量が前の年の同じ時期より4.8%上回ったと発表しました。

 さらに…

 「札幌市のごみ袋は今発注ができない状況。半透明のごみ袋は発注をしても出荷制限や入荷日未定で最低ロット数の納品しかない。札幌市のごみ袋がなくなるとどうなるのか考えたら、あとはもうレジ袋しか残ってこないかなという状況にある」(キテネ食品館 中塚誠社長)

 このスーパーでは5月、指定ごみ袋がほとんど手に入らない状態でしたが、今は市販の袋が品薄になっています。

 中には売り切れてしまったものもありました。

 「札幌市豊平区でごみ収集車から煙が出るという事故が起こりました」(小出昌範記者)

 6月29日はごみ収集車の火災も起きています。

 札幌市豊平区で燃やせないごみの回収中に火が出て、内臓バッテリーが入ったままのDVDプレーヤーが焦げた状態で見つかったほか、分別しなければならないカセットボンベも捨てられていました。

 「プラ、ビン、カン、ペットボトルが燃やせるごみに混ざってたり、燃やせないごみの日にも混ざってたり、分別されていないのが目立ってきている」(ごみ収集の担当者)

 札幌市はごみ袋の扱いが変わっても、分別とごみの減量には引き続き協力してほしいと呼びかけています。

 札幌に加えた旭川でも、指定ゴミ袋以外でも収集する臨時対応が始まりましたが、ゴミの分別ルールというのは、変わりません。

 改めまして、このゴミ袋のルールを確認しておきましょう。

 指定の袋ではなくても、透明または半透明の袋で出すことができます。

 大きさは45リットル以内、透明または半透明のもの。

 一見して中身が確認できるものというふうに、市は説明しています。

 中身が見えない、破れやすい水分が染み出る、事業系ごみの指定袋、他の自治体の指定ごみ袋は使うことはできません。

北海道文化放送
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