アメリカのAI企業アンソロピックの生成AI「クロード」の技術を中国のIT大手アリババが不正利用したとして、アンソロピックが政府などに対策強化を求めていることがわかりました。
ロイター通信によりますと、アンソロピックがアメリカ上院議員に宛てた書簡では、アリババの傘下のAI研究施設などに関係するグループが、約2万5000の不正アカウントを使い、2026年4月から6月にかけてクロードと2800万回以上やり取りしたとしています。
アンソロピックは、高性能AIの回答を使って別のAIを訓練する「蒸留」と呼ばれる手法が使われたと主張し、確認できた中では過去最大規模だとしています。
また、アメリカの先端AI技術が中国側に取り込まれ、AI開発が加速するおそれがあるとして、政府と業界に対策強化を求めています。
