6月も残すところ1週間となりました。ファイターズ2軍本拠地の移転先が6月中に決まる予定ですが、江別・恵庭・苫小牧の3市のうちどこになるのでしょうか。
大詰めを迎えた誘致合戦の行方を探ります。
「恵庭市、江別市、苫小牧市」(ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 前沢賢社長)
最終局面に入ったファイターズ2軍本拠地の移転構想。
5000席の屋外球場を中心として住宅・商業地を整備する、新たな街づくりの経済効果は2000億円を超えると試算されています。
3つの候補地は…。
「こんなにマチがひとつになって、今までなかったのではないか」(江別市 後藤好人市長)
「やっぱり待っている。ファームが来て欲しいと思っている」(恵庭市 原田裕市長)
「感動しました。マチの持つ魅力をどう誘致に生かしていくか」(苫小牧市 金沢俊市長)
6月中にも決まる移転先。ファイターズのアドバイザー橋本幸さんを直撃し最新情報をうかがいます。
「2軍本拠地」いつ決まるのか
決定時期について橋本さんは「ファイターズ側は、ずっとお付き合いいただいた3つの市のご苦労や負担を長引かせたくないという思いがあると思います。言葉通り6月末、超えたとしても数日といったところを目指して発表に至るのではないか」との見方を示しました。
候補地3市にはそれぞれ異なる強みがあります。
江別市は札幌に近く大学など若者が多い点、恵庭市は空港へのアクセスの良さ、苫小牧市も空港が近くスポーツが盛んな土地柄が特徴です。
最終面談の内容は―
6月上旬に、3市との最終面談が行われました。
面談について橋本さんによりますと、ホテルの会議室で、各市は市長以下のスタッフ、ファイターズ側は前沢社長以下のスタッフがそれぞれ7、8人ほど向き合う形で実施。予算確保や開発スケジュール、アクセス整備などについて最終確認が行われたといいます。
面談の雰囲気について橋本さんは「3市とも熱く、自分の街の将来像と重ね合わせながら思いや計画を語っていた。ファイターズ側も真摯に丁寧に対応し、スポーツマンシップを感じるような面談だった」と振り返ります。
橋本さんは「(3市は)物理的な位置も違い、それぞれの要素が本当に異なる。変数の多すぎる方程式を前にしているような感じ」と選定の難しさを語りました。
決め手は「収益性と北海道への“恩返し”」
最終的な決め手について橋本さんは、「民間企業として収益性やブランディングも考えるとは思うが、ただ、ファイターズはよく『北海道に育てられた球団』や『北海道に恩返しをしたい』と常に言っている。そのことが全てのベースにあるのを感じる。3市のプランのうち、それ(北海道への貢献)を一番実現できる場所はどこなのかを考えながら決めていくのでは」と話しました。
最終局面を迎えている移転先の選定。2軍本拠地は3市のどこに決まるのでしょうか。
