様々な職種で人手不足が深刻化する中、地域の安全・安心を守る警察官も例外ではなくなっています。警察官としての基礎を学ぶ警察学校に記者が体験入校し、仕事のやりがいや魅力を取材しました。

岡山県警察学校には現在、初任科生105人が在籍しています。半年から10カ月の間、警察官として必要な法律や実務を学ぶほか武道などの鍛錬に励みます。まず、警備の授業ではヘルメットや鉄板が入った重さ約5キロの防護服を身に付け、約6キロの盾を持って走ります。

(千葉知里記者)
「息が上がりついていけなくなった。疲労困憊…」

続いては、交通指導取締りの現場対応訓練。一時不停止を無視した車両を取り締まるという想定です。興奮状態の運転手を冷静に諭しながら違反の内容を説明し事故の危険性などを伝えます。日々、厳しい訓練に励む生徒たちに警察官を目指した理由を聞きました。

(初任科生)
「岡山県で過ごしてきて家族もいるので岡山県を守りたいという気持ちからなった」
「被害者に寄り添える警察官になりたいと思い入校した。正義感がある弱い人を守れる強い警察官になりたい」

警察官の採用を取り巻く環境は年々厳しくなっています。少子高齢化や民間企業への就職を希望する若者の増加などで警察官採用試験の受験者数は10年前と比べて半減しています。

(岡山県警本部警務課 海野友香理課長補佐)
「厳しい、きつい、しんどいといったマイナスのイメージを持つ人も多いと思う。警察官の仕事はやりがいしかないと言っても過言ではないくらい県民の安心安全を守る崇高な仕事。誰かの役に立ちたいという情熱を持った人はぜひ希望してほしい」

地域の安全・安心を守るために。岡山県警は7月3日から2027年度の採用試験の申し込みを受け付けます。

岡山放送
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