今月20日、神戸市のマンションで冷凍庫から切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察は男性の元妻で神戸市中央区に住む無職・望月亜紀容疑者(50)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

望月容疑者は2012年ごろに死亡した元夫の西口豊さんの遺体を埋葬する義務があるのに、そのころから今月20日までの間、西口さんの遺体を袋に詰めたうえ、冷凍庫内に放置し、遺棄した疑いがもたれています。

警察の調べに対し望月容疑者は「私がやったことで間違いありません、ひどいことをしたので言い分はありません」と容疑を認めていて、西口さんの殺害についてもほのめかしているということです。

望月容疑者は西口さんの元妻として、また現場の部屋の借り主として捜査線上に浮上していて、きのう=22日午後8時半すぎ、本人から捜査本部に「自分がやりました」と申告があったため、任意で事情を聴いていたということです。

また遺体が見つかった部屋の家賃は望月容疑者が払い続けていて、警察は事件の発覚を遅らせるためだったとみています。

■遺体の身元は住所・職業不詳の西口豊さん 2011年12月ごろに死亡とみられる

今月20日、「異臭がします」という通報を受けた警察が、マンションの一室の冷凍庫に入っていた、上半身と下半身に切断された成人男性の遺体を発見しました。

警察によると、遺体は住所・職業不詳の西口豊さんで、西口さんの年齢は現在、57歳になりますが、司法解剖の結果、今からおよそ15年前の2011年12月ごろに死亡したとみられることがわかっていました。

西口さんはその時期に現場となった部屋に住んでいたということです。

■一定期間 遺体は冷凍庫で凍っていたか 異臭で事件発覚

西口さんの遺体は、横94センチ、高さ87センチで奥行が53センチある大型の冷凍庫に、複数の袋に入った状態で発見されました。

上半身はTシャツを、下半身は下着を着用した状態で、一定期間、この冷凍庫の中に入れられ、凍っていたとみられています。

その後、部屋への電力の供給が途絶え冷凍庫は電源が入らない状態となり、遺体の腐敗が進んで、においで違和感を覚えたマンションの住人が管理会社に連絡し、事件が発覚しました。

警察は、死体損壊の疑いなどで捜査本部を設置。殺人の疑いも視野に、80人体制で慎重に事件の経緯を調べていました。

関西テレビ
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