八代市の庁舎建設をめぐる汚職事件で、ゼネコンから受け取った賄賂のうち、約2000万円をマネーロンダリングした罪で、八代市の成松由紀夫市議が6月18日に追起訴されました。弁護人によりますと、成松被告は事件への関与を否認しているということです。
成松被告を『マネロン』で追起訴
この事件は、八代市の庁舎建設工事をめぐり、特定のゼネコンに便宜を図った見返りに、2021年6月、現金6000万円を受け取ったとして、八代市議の成松由紀夫被告(54)が5月28日に起訴されているものです。

熊本地検は処分保留としていた八代市の建設会社・園川組の元役員・園川忠助被告(61)と元八代市議の松浦輝幸被告(84)を成松被告と共犯関係にあったとして、6月18日付で起訴。

また、5月28日には、成松被告ら6人が6000万円の賄賂のうち、約2000万円をマネーロンダリングした疑いで逮捕されていました。

地検はこの事件をめぐり、成松被告、松浦被告のほか、東京都渋谷区に住む職業不詳・伊藤卓也被告(52)、東京のウェブ制作会社『エクスコネクト』の代表・渡邊裕人被告(49)を起訴しました。弁護人によりますと、起訴された5人は、これまで事件への関与を否認していました。
汚職事件をめぐる起訴や処分保留
この事件をまとめます、まず5月28日付で、成松被告があっせん収賄罪ですでに起訴されています。そして、熊本地検は6月18日に新たに園川被告と松浦被告を起訴しました。

また、組織犯罪処罰法違反の罪で、18日に4人が起訴され、弁護人によると、園川被告と中村容疑者は処分保留となったということです。
自民党市議団長は「会派離れたので…」
続いて、成松被告らの起訴を受け、関係者の反応です。追起訴を受け、成松被告が所属していた自民党八代市議団の村川清則団長は「成松議員には会派を離れてもらったので、とりたてて(コメントは)ない。一日も早く真相解明がなされることを願っている。それだけ」と話しました。

また、八代市の小野泰輔市長は、「捜査や公判での事実解明が求められる」とした上で、「市も関係者への聞き取りや公文書の確認などを行う」と述べました。
(テレビ熊本)

