兵庫県のドクターヘリ2機の運航が全面休止となるおそれがある問題で、来月(7月)はそれぞれ2週間程度稼働できる見通しとなりました。

兵庫県を拠点とするドクターヘリは2機ありますが、委託先の「ヒラタ学園」から整備士の不足などを理由に7~9月の3ヵ月間、運航を全面休止するおそれがあると県に伝えられていました。

こうした状況に、医療過疎地域となる山間部が面積の多くを占める豊岡市などは県に対して状況の改善をたびたび申し入れてきました。

これを受け、兵庫県はきょう=17日、会合を開き、整備士を配置するなどしてヘリ2機とも7月は全休とはならず、それぞれ2週間程度稼働できる見通しであることを報告しました。

運休期間中は県の北部を鳥取県、淡路島を徳島県のドクターヘリがそれぞれカバーするほか、消防の防災ヘリも活用するなどして代替手段を確保するということです。

兵庫県医務課の森山剛吏課長は「兵庫県は広い県なので、ドクターヘリは中山間地域を中心としてなくてはならない救急医療体制の駒の1つと考えている。2週間ずつにはなるが、全面的に止まるということがなくなったというのは非常によかった」と話しています。

兵庫県は、8月と9月の期間についても運休を短くできるよう調整する方針です。

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。