クマの目撃情報などを知らせる秋田県の情報マップシステム「クマダス」について、県はアプリとして利用できるよう開発を進めています。鈴木知事は17日、「目撃情報を即時に発信できる機能などを盛り込み、さらなる利用を促したい」と述べました。

6月2日午前7時半ごろ、秋田市河辺で草むしりをしていた73歳の女性がクマに襲われて亡くなりました。

県の情報マップシステム「クマダス」によりますと、同じ日の午前4時ごろ、近くの住宅の網戸が破られているのが見つかり、住民がクマを目撃していました。

県が運用するクマダスについて、17日の県議会一般質問で自民党会派の武内伸文議員は、「早朝から屋外で作業する人への情報伝達として、クマダスだけでは不十分と言わざるをえない」などと述べました。

そして鈴木知事に、情報伝達における課題への認識や今後の対応方針をただしました。

鈴木知事:
「通報のあった現場周辺でのパトロールや車載マイクにより注意を促しているものの、今回の事故の状況を踏まえると、リアルタイムな情報伝達に向けては依然として課題があるものと認識している。県で開発中のクマダスアプリについては、目撃情報の即時発信を可能にするほか、ユーザーの近隣における目撃情報をプッシュ通知する機能を盛り込むこととしていて、クマダスのさらなる利用を促していく」

県によりますと、クマダスへの投稿内容をLINEかメールで受け取る登録をしている人の数は約4万人にとどまっています。

県は、8月からの利用開始を目指すアプリをきっかけに、クマダスの利用率の向上につなげたい考えです。

ところで、県は17日、国の物価高騰対策に伴う支援として、一般会計総額で5億1600万円余りの補正予算案を追加提案しました。LPガスを使用する家庭などを対象に料金の一部を助成する事業に、約4億7000万円を盛り込んでいます。

秋田テレビ
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