熊本市のグラウンドで、巨大な“砂の渦”がカメラに捉えられた。渦はグラウンドを横切り、一時、人に迫る様子もみられた。竜巻とは異なり、「塵旋風(じんせんぷう)」と呼ばれる上昇気流の自然現象だという。

球児たちに迫った砂の渦

熊本市の少年野球大会が行われていたグラウンドで、13日午後2時半頃に撮影されたのは、子どもたちの目の前に現れた“砂の渦”だ。

グラウンドに出現した塵旋風
グラウンドに出現した塵旋風
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砂を巻き上げながら上昇する「塵旋風」と呼ばれる現象で、人よりもはるかに巨大なつむじ風だ。

居合わせた人からは「うぉうぉうぉうぉ…」と声があがった。砂の渦がグラウンドにいた選手に迫り、子どもの1人が「よけろ!」と叫ぶ声もあった。

勢いを増しながら移動していく「塵旋風」
勢いを増しながら移動していく「塵旋風」

ショートの付近で発生した渦は、ピッチャーマウンド方向へ移動していく。さらにセカンドベース付近でも、もう1本の渦が発生し、わずか数秒で1つの大きな渦になった。

空高く渦巻いた後に消えていった渦
空高く渦巻いた後に消えていった渦

その後、グラウンドを横切るようにライト方面に移動すると、1分ほどで消えた。

竜巻とは異なる自然現象「塵旋風」

「塵旋風」は竜巻に似ているが、実は別の現象だ。

塵旋風から逃れるように走り回る人々
塵旋風から逃れるように走り回る人々

竜巻は上空の積乱雲が発達することで発生するのに対し、「塵旋風」は、地表付近の空気が強い日差しで温められ、上昇気流になることで発生する現象だ。

なかにはテントを飛ばすほどの強さになるものもあり、注意が必要だ。
(「イット!」 6月16日放送より)

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