日本人29人が愛知県警に逮捕されたカンボジアを拠点とする特殊詐欺事件で、拠点のオーナーとみられる男がタイから強制送還され、愛知県警に逮捕されました。
佐々木裕介容疑者(38)は今月5日にタイで拘束されていて、16日午後3時半すぎ、日本に移送中の飛行機の中で愛知県警に逮捕されました。
警察によりますと、佐々木容疑者はカンボジアのポイペトにあった特殊詐欺拠点のオーナーとみられ、去年2月に警察官などになりすまして、茨城県の女性にウソの電話をかけ、現金3140万円をだまし取った疑いが持たれています。
カンボジアの拠点をめぐり、愛知県警はこれまでに「かけ子」とみられる日本人29人のほか、中国人の指示役などあわせて36人を逮捕していて、被害総額は数十億円に上るとみられています。
佐々木容疑者は、バンコク市内の高級マンションで暮らしながら、拠点に資金や人材を送り込んでいたとみられています。
