長野県山ノ内町の渋温泉で長年愛されていた名物の「トーフラーメン」。女性店主の命日に合わせ、毎年、地元の旅館関係者らが1日限定で復活させていて、2026年も多くのファンが「思い出の味」を楽しみに集まりました。

ひき肉と豆腐をラージャージャンなどで味付けをして、ピリ辛のあんをしょうゆベースのラーメンにたっぷりのせたら、「トーフラーメン」の完成です。

山ノ内町・渋温泉の旅館でかつて地元住民などに愛された店「米龍」を、1日限定で復活させるイベントが開かれました。

客:
「うまいね、懐かしい。米さんの、米龍のラーメンだよね、これが。昔とそんなに変わらないね」

「米龍」は温泉街の一角で、「米ちゃん」こと店主の浦野米子さんが切り盛りしてきた店。

看板メニューの「トーフラーメン」と米ちゃんの人柄で、40年に渡り親しまれてきましたが、2016年に体調を崩し閉店。

その年(2016年)の6月、90歳で亡くなりました。

「思い出の味」をもう一度―。

レシピは残っていませんでしたが、常連客だった地元の旅館組合員らが舌を頼りにラーメンを再現。

2017年から命日に合わせ、6月に1日限定で「復活イベント」を開いてきました。

16日も、思い出の味を楽しみに開店前から行列ができました。

かつての常連客・中野市から:
「6月の年一の行事なので、ここ何年かずっと来ています。ばあちゃん(米ちゃん)のキャラが良くて」

渋温泉旅館組合:
「開店いたします、どうぞ」

開店と同時に満席に。

店員:
「お待たせしました、今年もありがとうございます」

かつての常連客・中野市から:
「うまい。年々、昔のばあちゃんつくる味にだんだん近づいている感じがする。米さんのことを思い出しますね」

地元住民:
「懐かしくておいしいです。お母さんが奥で一生懸命作っているのを見ていたので、そういうのを思い出します」
「おいしいです、昔から長年食べていますから。味は変わらないですよ、あの時もこうやって量が多かったから。(年に)1回じゃなくてもやってもらえれば」

イベントは今年で7回目。

地元客だけでなく新たなファンが県外からも駆けつけていました

東京から:
「皆さんが米龍さんを愛していたという愛情があって、こうやってやっていると思って、そういうのが心にしみる」

渋温泉旅館組合:
「また来年もお待ちしています」

1日限定で復活した思い出の味・トーフラーメン。

イベントは16日午後9時まで行われています。

長野放送
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