スーパーなどで「セルフレジ」の普及が進む中、万引きを防ぐ新たなシステムが九州で初めてお披露目されました。
福岡市博多区で16日から始まった「ニューバランスフェア」。
飲食店や食品工場向けに開発された、約200点の最新機器が展示されています。
来場者たちが特に注目していたのは、近年、スーパーなどで導入が広がっている「セルフレジ」です。
普及が急速に進む一方、システムを巧みに悪用した「万引き」が増えています。
商品の登録や決済をごまかすなどの手口が後を絶たず、全国万引犯罪防止機構の調べによりますと、「セルフレジ導入によって万引き被害が増えた」と答えた店は25%にものぼります。
こうした中で開発されたのがー。
◆記者リポート
「こちら、2つの商品を重ねて1つのバーコードだけスキャンすると…このようにエラーが出ます」
九州で初めてお披露目されたこの「セルフレジ」は、バッグ台に計量器を搭載。
しかも、パック1つ1つの微妙な重さを測れる優れ物です。
商品の重さがバーコードに登録されているため、これまで難しかった生鮮品や総菜などにも対応できるということです。
◆寺岡精工 村松亮太さん
「店員は万引きやミスがないか確認することが負担になっていた。店員の負担を減らし、客も安心して登録・会計できる」
◆来場者 スーパー運営管理
「残念ながら万引きはある。生鮮食料品はセルフレジで不正を検知できなかった。ラベルプリンターとの連携はすごい技術」
◆来場者 食肉製造加工卸業
「これだけ精度が高いなら導入したい。助かります。人件費ほど高いコストはないので」
商品の登録ミスや万引きを防止するこの新たなシステムに、業界の期待が高まっています。
