長野県飯田市と岐阜県中津川市を結ぶリニア中央新幹線「中央アルプストンネル」の5つの工区のうち、最後の工事着手となる「萩の平工区」の安全祈願式が行われました。トンネルの工事完了は5年後を見込んでいます。

阿智村にあるリニア中央新幹線中央アルプストンネルの「萩の平工区」。

5つの工区のうち、唯一、工事が始まっていない「萩の平工区」につながる作業用トンネルの入り口となります。

5月15日から一部の工事が始まっていて、6月15日、JR東海や工事関係者が集まり、安全祈願式が行われました。

JR東海 名古屋建設部・亀井丈史 担当課長:
「トンネル掘削に着工できたこと、地元の皆さまをはじめとした阿智村、長野県、多くの関係の方々のおかげだと考えている」

中央アルプストンネルは飯田市と岐阜県中津川市を結ぶ長さ23.3キロのトンネルです。

5つの工区に分かれていて、「萩の平工区」以外の4つの工区は、すでに工事が始まっており、これですべての工区が着工したことになります。

作業用トンネルの幅は約11.5メートル、高さは7.6メートルほど。

約1.9キロ掘り進めると、トンネルの「本坑」につながります。

工事では、約70万立方メートルの残土が出ると想定されていて、JR東海が設けた残土置き場に置かれるほか、村が、村営住宅の建設や資材置き場の造成などに活用する計画です。

JR東海名古屋建設部・亀井丈史課長:
「工事の安全、環境の保全、地域との連携を重視して工事を着実に進めていけるように全力を上げて取り組んでいきたい」

阿智村・熊谷秀樹村長:
「1日も早い安全・安心な工事をやっていただいて、スケジュール通りに工事が進んでいくことを期待したい」

中央アルプストンネルの工事完了は、2031年末ごろを見込んでいます。

長野放送
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