地下鉄大通駅を取り囲むように止まった30台ほどの消防車両。
「下がってください」
「閉鎖します、出てください」
騒然となった午後の地下街。
6月11日午後3時30分ごろ、札幌市中央区の札幌市営地下鉄大通駅で複数の利用客が鼻を突くような臭いに気づき、その後、駅員から「臭いがあってむせる」などと消防に通報がありました。
「エレベーターの入口のところに地下鉄の職員が立っていた」
「(Q:臭いは)しなかった」(ともに現場に居合わせた利用客)
現場は駅員事務室近くのエレベーター前の通路で、駅員らは「コショウのような刺激臭」を確認。
利用客や駅員あわせて少なくとも9人に咳き込むなどの症状が出ました。
また消防によりますと、現場にいた18歳未満の男性が帰宅後に、頭痛などの症状を訴えて救急搬送されたということです。
これまでのところ、化学剤検知器等では体に害のあるような物質は確認されておらず、撒かれた跡や不審物も見つかっていないということです。
これまでに臭いが発生した原因は分かっていません。
地下街の通行規制は約1時間30分後にほぼ解除されました。
警察などが調べを進めています。