福島県会津美里町では、夏の訪れを告げる風物詩、会津本郷焼の「せと市」が近づいている。今年は長い歴史に変化も訪れているようだ。
会津本郷焼の風鈴に誘われて入った工房には、素朴で親しみやすいものからモダンなデザインまで心惹かれる焼物がずらりと並ぶ。
樹ノ音工房の佐藤朱音さんは「(例年は)ひと段落してせと市にむけてじっくりとやるところだったんですけど、今年からちょっと短縮されたので忙しく」と話す。
急ピッチの作業は日曜に開催される「せと市」に向けた準備。明治後期から始まったといわれる「せと市」は夜明け前からそれぞれの窯元自慢の会津本郷焼に出会える催しで、コロナ禍で休止や開催場所の変更が続いたが、今回7年ぶりに瀬戸町通りで開催される。
一方、例年8月に開催されていたものの、猛暑への懸念から長い伝統の中で初めて6月開催となる。
樹ノ音工房の佐藤さんは「ただ暑さが無い分、作業の方は効率よく進められたと思います。良いものをお安く提供して是非せと市楽しんでいただきたい。沢山の方にお越しいただくことを願っております」と話した。
皆さんもお気に入りの会津本郷焼を探しながら夜明けを迎えてみてはいかが。
※「会津本郷焼せと市」会津美里町瀬戸町通り 6月14日(日)午前4時~正午まで